原子力被災12市町村の大部分は農村地帯である。そこでまずは「農の風景」を見ておきたい。
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2019年現在の福島の風景で目立つのは「境界」だ。連続的に展開する多様な風景の場面で、突如さまざまな「境界」が差し挟まれる。東日本大震災がなければ生まれなかったであろ…
ここでは、南相馬市小高区、浪江町、富岡町の市街地をとりあげてその風景をみておきたい。原発立地2町をとりまいて立地する市町の中心市街である。