恒例の動いた日シリーズです。自社製品である WebRTC SFU Sora の次のリリースである 19.10 に向けて開発しているマルチストリーム+サイマルキャストが動作しました。
Raspberry Pi 3 と Momo とAyame でお手軽 WebRTC 配信
Raspberry Pi 4 に変更して、以下に移動しました。
https://gist.github.com/voluntas/35b8c9d4b2edf11493632e22d483d4a4
WebRTC 関連でどんなことをやっているか、やっていこうかというのを書いていこうと思います。時雨堂が WebRTC で何をやろうとしているのかの可視化です。
これはできるだけ毎月、月末に書いていこうと考えています。WebRTC に興味がある方は読んでみていただけると嬉しいです。
WebRTC Native Client Momo 19.07 をリリースしました。
OpenAyame プロジェクトで開発している WebRTC Signaling Server Ayame を自社でサービス版を提供してみています。
WebRTC Singaling Server Ayame as a Service (仮)
Streamlabs OBS という OBS + Electron で実装されている、配信ソフトウェアがあります。ドワンゴが開発している N Air のベースになっています。
この配信ソフトウェアは本当に凄いのですが、自社の WebRTC SFU Sora に対応させてメンテナンスしていくためには、フォークする必要があります。残念ながら自社の体力では難しいのが現状です。
時雨堂では libwebrtc を利用したブラウザレスで動作する WebRTC Native Client Momo を OSS にて提供する OpenMomo プロジェクトを進めています。
WebRTC SFU Sora は年 2 回、4 月と 10 月に大きめのアップデートをするという方針です。これは Ubuntu のマネをしています。
主に実験的機能に対して大きめの変更を入れることにしています。前回は 実験的機能の API に対して破壊的な変更を行いました。
時雨堂では WebRTC を P2P として利用する際のシグナリングサーバをオープンソースで公開しています。
WebRTC Signaling Server Ayame
ただ、より簡単に利用してもらいたいという考えから、無料で利用できるサービスも提供を公開しました。
WebRTC Signaling Server Ayame 19.07 をリリースしました。