著者パトリック・ゲデスは、スコットランド・アバディーンシャイア出身の都市学、都市計画学の大家として知られる。生物学、植物学を出自とするが、その活動は地域学、都市学へ展開、具体的な実践活動を多様に展開した。その足跡は、スコットランド、アイルランド、フランス、インド、バレスチナ、イスラエルにまで及ぶ。都市学の大家L.マンフォードは。P.ゲデスは師と仰ぐ。また、20世紀の都市計画運動に最も影響力を与えたエベネザー・ハワードと共に近代都市計…
内田祥哉泉幸甫+各委員
東京大学名誉教授、内田祥哉先生のご自宅は、東京都杉並区の閑静な住宅街に位置する。建物は木造平屋で延床面積は約119㎡。昭和36年(1961)4月に、佐藤秀工務店の施工により完成した。
2015年11月、パリで起こった同時多発テロは人々に大きな衝撃を与えた。花の都パリが一瞬にして惨劇の舞台となってしまった。同時期にレバノンの首都ベイルートでも中心地で多くの人が犠牲になる爆弾テロが起こった。どちらも滞在した経験のある素敵な街。これらは人々で賑わう繁華街の公共の場で起こったイスラム国によるテロだという。近年メディアを通し我々はイスラムという言葉を度々耳にするようになってきた。しかしイスラム教についてはあま…
以下の写真は、既存棟解体前に行われた撮影であるため、内外観共(特に外観)、限られたポイントからの写真であることをご了解下さい。
筆者は2007年に鹿児島大学を定年退職後、都市プロデューサーの清水義次氏と名古屋に拠点を持つ実業家の長屋博氏の呼びかけに応じ建築界の諸問題について実務者・研究者・メーカーなどがラウンドテーブルで自由に意見を交換する場として任意団体を設立し、東京大学大学院の松村秀一教授の協力を得て活動を始めた。幸いこの活動には次第に賛同者が増え2011年には一般社団法人HEAD研究会として法…
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