木下邸を読む
建築家自邸シリーズ 003 木下道郎邸/Interpreting of Kinoshita’s house/西村伸也
建築計画評価委員会が建築家の住宅を記述する3回目は、木下道郎氏の自邸「ドッグハウス」である。2005年4月に竣工したこの家には、木下道郎氏ご夫婦が大学生と高校生の長男長女の2人の子どもと暮らす。三鷹市下連雀は、古き住宅がゆったりとした時間とともに、それぞれの生きた時間を個性として刻みながら建ち並んでいる場所である。そんな第一種低層住居専用地域にあった家を改築して生まれたドッグハウスは…