Dreamforce 2019 〜 Day 2

Einstein Keynote に登場

Takahito Miyamoto
Heat Miyamoto
9 min readDec 2, 2019

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Day 2 のスタートは Einstein Keynote から。

日本のリアル Einstein Champion が登壇するとあって、応援団が駆けつけました!

Dreamforce で初めて自分のために席が用意されました!特等席です 😊

Day 0 以来の Einstein Champions 大集合! 写ってないけど、本当はもっといます!!

今年のキーノートには日本人が登壇します!素晴らしい快挙です。まさに真の Einstein Champion。

きたー キタ―――(゚∀゚)―――― !!

Prediction Builder + Einstein Discovery + Pardot Einstein を使った成功事例が紹介されていました。日本向けの UI がどうなっているかは課題ですが、それを抜きしても他社に横展開可能な内容だと思います。気になるかたは、Dreamforce 2019 Global Gathering あるいは Japan Dreamin’ 2020 にてご登壇いただきますので、その詳細に触れてみてはいかがですか 🤗

後日レコーディングを見直したら私も少し登場してました!とても光栄なことです。

キーノートが終わったら Architect Vista へ直行です。

Conveying Design Concepts — How Architects Document Their Work

アーキテクトはどんな図をどんなツールで書くのかの紹介がありました。私はいままでほぼ Powerpoint しか使ったことがありませんでしたが、Salesforce 公式からも Visio や Lucidchart などの ツールに関するサーベイ が出ていますし、ツールを使ってみようかなと思っているところです。

Running an Architects Community Group — together we are better

オーストラリアでアーキテクトグループをリードしているかたのセッション。日本でアーキテクトグループをリードしている身として、共感できることが多かったです。特にこれ。

アーキテクトグループの勉強会には、何か教えてもらうために参加されるのは困ります。対話を通じて気づきを得るために参加して欲しいと願っています。参加前の知識や経験の有無は大した問題ではありません。重要なのは、参加後の姿勢です。

Simplifying Salesforce Architectural Diagrams

すべての機能を図に表そうとすると膨大になってかえって見辛くなってしまうので、その書き方のコツを伝授するセッション。当たり前のようにデザインツールを使ってますね。

公開資料: Simplifying Salesforce Architectural Diagrams

定番のランチ

まじで時間に余裕がなかったので、ほとんど並ばなくてもゲットできる、いつものランチボックスをセレクト。スーパーフードで健康気分。美味しさは二の次でしょう。

9 Principles of Application Architecture

レジェンド CTA である Steven さん渾身のセッション。実装における原理原則とは。渡米前に社内勉強会を開いて読み合わせをするくらい、予習はバッチリで望みました。CEER フレームワークもその1つです。

ざっくりまとめると、事前に決めるべきことは何かをちゃんと決めておくこと、そして決めた後はドキュメントに残しましょう、ということです。

The CTA Effect: How a Certified Technical Architect can Transform Delivery

プロジェクトにおいて CTA はどんな役割を果たすのかが語られました。詳細はレコーディングで復習したいのですが、圧倒的な知識と経験が求められることは理解できました。

Test Your Lightning User Interface with Selenium and NodeJS

たまには開発系も。LWC に対するテストコードの書き方が紹介されていましたが、大半は自動テストのプリミティブな情報が多かったです。また、現場で実際に苦労するのはテストコードのメンテナンスだったりするので、聞きたいのはそこじゃないんだよなあとモヤモヤしつつ、Developer セッションなら仕方ないかと自分へ言い聞かせました。

Entity Interfaces — The Next Generation of the Salesforce Object Framework

このセッション、True to the Core with Parker Harris and Bret Taylor の真裏だったので、おそらく注目度は低かったと思いますが、私としてはかなり一押し機能だったので期待して参加しました。

期待通りの内容で、これが正式リリースされればすごく便利になります。SOQL は JOIN ができないので、オブジェクトが違うと複数に分けて実行しないといけませんが、Entity Interface が使えるようになれば1回で済みます。また、個別のオブジェクトに依存しない書き方ができるので、より疎結合な設計が可能となるでしょう。

Enhance the Development Process with the Salesforce Customer 360 Platform

Day 2 最後は軽めのシアターへ。「Developer 360」が気になっていたので紹介されるかなと思って参加しましたが、何も言及はありませんでした。

開発者がだいぶ足りてないので、それなりの報酬を払って大事にすべきだ、さもないと他社に取られてしまうぞ、ということかなと理解しました。

なお、Developer 360 については Platform Keynote: Drive Digital Transformation with the Customer 360 Platform で紹介されているのでレコーディングをご覧ください。

Dinner with Friends

今年は Dreamfest には行かず、Trailblazer たち数名とタイ料理屋へ。

どれもおいしかったのですが、なかでも「エンペラーヌードル」に出会えたのが最高の思い出です 🥂 Dreamforce でフードファイトできるなんて 😆

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Takahito Miyamoto
Heat Miyamoto

I’m full of Trailheart, Salesforce MVP, CTA, Lead of Japan Salesforce Architect Community Group, Salesforce Architect and Manager at Accenture Japan.