mBlockを使ってArduinoを動かしてみた2:LEDライト点滅(小学生こう君のブログ )
父の解説: 前回はArduinoとPCを接続し、mBlock5 (V5.2.0)のプログラムを2行だけ書いて、LEDライトをONしました。本日はLED点滅です。今回の範囲(変数の定義)でmBlock5の使い方に少しややこしい箇所があったので、記事の最後に補足を書いておきます。
こんにちは! こう君です!
今日は、前回に続き、Arduinoの遊び方を紹介したいと思います。 今日は、LEDを点滅させてみたいと思います。
回路を作る時は、USBケーブルを抜きます。 今日の回路は前回のさいごと同じです。
プログラミングしていきます。まず、矢印のところにある「変数を作る」というボタンをクリックします。 すると、画像のような画面が出るはずです。 ここに、好きな名前を入れてください。 なんでもいいです。
そして、画像のようにプログラミングしてください。 矢印のところにはピン番号の11を入れます。
(父 注:「デジタルピン11を出力レベル『低』にする」も挿入しました。記事末尾の補足参照。)
そして、「制御」から「ずっと」を選択して、その中に画像のようにプログラミングを入れます。
そして、画像のようにプログラミングします。 先ほど作った変数を、下の図の「9」のところに入れます。
そして、Arduinoをパソコンにつないだら、「接続」をクリックして、「アップロード」をクリックします。
すると、LEDが1秒ごとに点滅するはずです。
ところで、途中で何回か出てきた「変数」とは何か、について説明したいと思います。 「変数」とは、名前の中に数字を入れておくことができます。 たとえば、先ほどのプログラムなら、redが11と指定したので、デジタルピンred =デジタルピン11というわけです。
別に、redでなくても11と指定すればいいので、分かりやすい名前なら何でも構いません。
次回は、LEDを3つ使って、道路の信号を作りたいと思います。
父の補足:
下図のところの補足です。
mBlock V5.2.0では、「デジタルピン11を出力レベル『低』にする」の行なしに「『red』を11にする」だけだと、ソースコード(画面右端の</>をクリック)を見ると以下のようになってしまいます。
pinMode(red,OUTPUT);
red = 11;
変数redが定義される前にredが登場してしまうため、pinModeコマンドが正常に機能しないようです。(バグなのか仕様なのかは不明です。)
そこで「デジタルピン11を出力レベル『低』にする」をあらかじめ挿入し、
pinMode(11,OUTPUT);
と強制的にpinModeを設定することとしました。もっとスマートな解決方法ありましたら教えてください。
続き: mBlockを使ってArduinoを動かしてみた3:LEDで信号機(小学生こう君のブログ )
mBlockを使ってArduinoを動かしてみた4:スイッチ取り付け(小学生こう君のブログ )
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