たしか、6月30日発売でした。学研「大人の科学マガジン」の4ビットマイコン。ひと足さきに遊ばせてもらって申し訳ないというわけで、落とし穴とか、ちょっと楽しいところとか書いてみたいと思います。
【JUMP命令のワナ】 4ビットマイコンには「JUMP」命令が1つしかありません。 直前の命令でフラグが立つ場合は条件ジャンプになる。無条件ジャンプのつもりが条件ジャンプになっているのは陥りやすいパターン。
「第参回天下一カウボーイ大会対談 古川享 x 遠藤諭 x 清水亮:魂を継ぐものたち」の中で、私が、4ビットマイコンの話をしています。その中で、以下のようなくだりがある。
遠藤 : これで「たまごっち」みたいにピーピー言ったら黙らせるプログラムとか、ハノイの塔とか書くわけです。古川 : ハノイの塔できた?清水 : どうやってやるのかわかんないですね。遠藤 : 書きましたけど、それはこんどまたゆっくりと(笑)。
私の手元に届きました。学研さんの『大人の科学マガジン』の「4ビットマイコン」。発売前の付録マイコンキット(GMC-4)をお借りして、ここんところ、ヒマを見つけては遊ばせてもらっていたのはこの日記を見るとよく分かります。とはいっても、「光のハート」(POV)と「ハノイの塔」と「4ビット人工知能」の3本くらいですが。最後の4ビット人工知能というのは、その昔、桜田幸嗣さんの『月刊アスキー』の連載記事で出てきたネタ。「いじめる・いじめないゲーム」の4ビットマイコン移植版ともいえるものです。『大人の科学マガジン』Vol.24に掲載されています。
『鑑識・米沢守の事件簿』は、邦画では久々のナード映画というわけでおススメであるわけですが。その中で、主人公の米沢守が自宅で指紋を採ろうというときに使うのが『大人の科学マガジン』。いい感じで入ってくるわけですが、Vol.2に「あなたの名探偵・探偵スパイセット」というのがあのですね(この部分シナリオもいい)。さて、その『大人の科学マガジン』Vol.24は「大人の科学マガジン初のデジタルふろく」ということで、「4ビットマイコン」であることが告知されています。それが、書籍編集部のMくんの関係で、ちょっと特別にお借りしていじっているのでありますが、これが楽しい。4ビットマイコンということでレジス…
昨日の日記で、学研『大人の科学マガジン』の4ビットマイコンで「光のハート」(POV)のプログラムが、「まじめに書き直そうとしたら半分くらいの長さになってしまいました」と書きました。余計な部分をどんどん取り去ってみたら、半分どころか5バイト半の長さになりました。漢字2文字と3/4の情報量。誰がやってもこれ以上の手はないという「詰めプログラミング」の世界がありそうです。気合いでまだ短くするともっと短くなるか? こういうもんですよねプログラムってのは。ちょっと楽しい。
5月4日のこの日記(4ビットマイコンで光のハートを描いてみる)のプログラムはこんな感じです(写真の後ですね)。パターンをセットしては順番にLEDに表示しているだけなんですが、タイミング調整のためにこうなりました。最後のハートの部分のパターンを変えてしまえば、闇の空間に浮かび上がる絵も自由自在(といっても7×7ドットしかないのですが)。
学研『大人の科学マガジン』の4ビットマイコンをいじっていると書きましたが、昨日、ちょっとまとまった時間があったので、1本、プログラムを書いてみました。いわゆる「光の木」と呼ばれていた種類のものですが、「光のハート」です。
1日から仕事でパリに来ています。時間があったら4ビットマイコンで1本くらいソフトを書こうかと思ったのですが、さすがにそんな時間はなく。せめて、世界最小POVプログラムを使ってエッフェル塔を描いてみようということになりました。ホテルの近くからも見えるのですが、パリの日没は22時頃ということで、夕食後最寄駅まで移動。さすがに、5バイト半のプログラム(パターンを入れても8バイト半)ということで、路上で入力してやってみました。見えますかね、本物のエッフェル塔の手前の光のエッフェル塔。要するに、学研「大人の科学マガジン」の4ビットマイコンについている直線状に並んだLED列を横に振っているわけなんですが(ココ参照)。
学研『大人の科学マガジン』の4ビットマイコンをいじっているというお話を書きました。「光のハート」を書いて機械語のソースまであげてしまったのですが、ひさしぶりに見てみると、どうもダラダラと書いてしまったのが心残りです。そこで、まじめに書き直そうとしたら半分くらいの長さになってしまいました。この手のプログラムですが、私は「光の木」という名前で知っていたのですが、オシャレに「POV」(Persistence of…
文化庁メディア芸術祭受賞作展(恵比寿の東京都写真美術館)。プレス向けの内覧をぐるぐる見ていたのだが、安倍総理も来場。地下の展示も楽しいのに、2階、3階の展示しか見ていかなかったようす。地下の入り口では、「先端技術ショーケース’07」を併催している。「視覚の不思議のサイエンスをアートに」という私の好きなジャンルの展示。その中でも楽しいのが、「Saccade-based Display」(「光の木」とか呼ばれていたもののカラー&豪華版ですね)。
実は、いまパソコンの乗り換えを画策中。vistaに合わせて、というか、すでに注文してしまっている。ひさしぶりに、VAIO。まあるい「おひつ」のようなテレビサイドPCを買おうかと思ったが、結果的には「R」の導入に踏み切った。ハードディスクがボコボコ入るのと、アクセスステーションが本体と分かれているところにグッと来た。チト高めだが、毎日使うPCである。ついでに、ケータイもアップデート。私は、キャリアもメーカーもウロチョロ変え続けているが、「W31T」から「W52T」へと東芝を続けて導入することになった。そういえば、1カ月前にウィルコムの「9(nine)」も導入している。導入といえば、テキストエディタの乗り換…