5月上旬、モスクワに友人Hを訪ねる。旧ソ連時代のKGB本部の近くにあるインターネットカフェにコスプレ仲間が集まるらしいという情報を得て出かけてみた。実は、曜日の関係かコスプレ集団には遭遇できなかったのだが、カフェの壁を見ていて「?」と思った。ステージ(らしきもの=ロシアのコスプレはステージで行われることが多いのでその前で綾波レイやらハルヒやらの出で立ちのロシアっ娘がポーズするのであろう)のバックが見覚えのあるマシンの透視図なのだ……
いつものようにアジャンタに出かけると、QくんやYくんの背中側のテーブルにいる外国人に見覚えがある。Qくんも、そう思っていたらしいのだが思い出せないままマトン、チキン、キーマのアジャンタの三大カレーなど食べていると、どやどやと7~8人の客が入ってきて、さっきの外国人と話をしている。見ると、特撮・SF評論家にしてプロデューサでもある池田憲章氏である。一緒になんか飲んだらとか言われて話を聞くと、さっきの外国人は、映画『スターウォーズ』の帝国軍の将軍なのだそうだ。それと、一緒にやってきたのはジャバ・ザ・ウォーキーの役者さんやAウィングのパイロットさんなど、スターウォーズの関係者さんたちだ…
「MADムービーについて教えてほしい」と言われた。東京FMの「WONDERFUL WORLD」という生番組。電話でヘラヘラと解説していたら「渋谷スペイン坂スタジオ」まで出かけてお話をすることになった。「MADムービー」なんて、なかなかやらないネタなのでちょっと楽しいとも思ったのだが……アスキー総研の宣伝。個人的には、すぐに連想したのが「ゴジラ対ミンキーモモ」。つまり、音の時代のものなのだ。その話もせず、「世の中なんてMADだらけなんですよ。カラオケなんて、浜崎あゆみと似ても似つかないおネエさんが浜崎の曲を歌ったらMADですよね」なんて話もせず、真面目な話ばかりしちゃった。