深圳是創客的天国! ニコ技深圳観察会(第1回2014年8月)レポートまとめ #sz0806

We Japanese Makers fall in love with ShenZhen and ShenZhen Makers!

ShenZhen is a Makers’ Heaven. Every Maker becomes an Evangelist like an Angel.

(深圳の人たちも読むと思って、最初だけ英語で書いてます。でも、この記事は日本の人たちに向けて書いています。)

ニコ技で深圳に行ってきた!

全体まとめ(2021年にブロマガ終了に伴いMediumに移行してリンクを張り直しました)
第1回(2014年08月)のまとめ
第2回(2014年12月)のまとめ
第3回(2015年06月)のまとめ
第4回(2016年04月)のまとめ
第5回(2016年08月)のまとめ
第6回(2016年10月)のまとめ
第7回(2017年04月)のまとめ
第8回(2018年03月)のまとめ
観察会以外の深圳訪問記やレポートなど。

ニコニコ技術部で、2014年8月3日から7日ぐらいにかけて、深圳のMaker達や工場を見てきました。ぜんぜん事前情報のない(僕の記事とFacebookぐらいしかない)ツアーに、ぼく含めほぼ全員プライベートで1週間近くをあけて、多くの時間やお金を投資してのツアーでした。びっくりするほどすばらしい、様々なバックグラウンドを持った人たちが、全員3日ほど大興奮してお互い話すのが止まらなくなるほど、深圳を楽しんでいました。
みんなの反応を見て確信しました。ここはMakerは見なければならない、スゴいところです。

以下、順番は参加を決定(参加者フォームに入力)した順に、メンバーとエピソードの紹介です。
「ニコ技観察会」のツアールールは、「参加者は感想をwebに公開すること」なので、各人の感想があがるたびに、ここからリンクしていきます。
(一部、お忍びで参加してそうな人を隠してたりしてます)

どのようなツアーだったのかは、井内さんのレポート
ニコ技・深圳Makersツアー 日記編
http://omsrkb.tumblr.com/post/94342611700/makers
を見るのがよいかと思われます。

Seeedstudio公式でとりあげられました!

彼ら自身が、ツアーの内容をwebに上げてくれました!
http://www.seeedstudio.com/blog/high-tour-shenzhen/

また、Seeedstudioの6周年記念ページにも、ツアーのことが記載されています。
http://www.seeedstudio.com/blog/2014/09/01/happy-6th-anniversary/

うれしいなあ。

高須 正和 チームラボMake部/DMM.Make

紹介:
Makeがとても好きです。今回のツアーの発起人です。

エピソード:
今回のツアー1回で、僕はMakeBlockのワークショップ、東京での深圳を含めた外国人によるMakerツアー、いくつかの深圳Makerの活動をDMM.Makeなどで紹介するプロモーションなどが決まりました。とにかく深圳のMaker達は決定が早く、「面白そう/つまらなそう」で物事を判断しているように思います。
12月のツアーの実施と、今回参加してくれた人でもまた参加したくなるような企画のアイデアももらい、実現に向かって動いています。

今、深圳のモノづくりがヤバい。中国の“Makerスター”、エリック・パンが生んだすごいエコシステム【連載:高須正和】
http://engineer.typemag.jp/article/tks-01

深圳の工場見学ツアーとオープンソースハードウェア MFSZ 剣客商売(ハッカービジネス) (4)
https://media.dmm-make.com/item/1877/

剣客商売(ハッカービジネス) 凄腕の剣客集団HAXLR8R MakerFaire深圳レポート(3)
https://media.dmm-make.com/item/1469/

その2:ギークはヒーロー「MakerFaire深圳」(2)
https://media.dmm-make.com/item/247/

その1:ギークの楽園はここだ「MakerFaire深圳」
https://media.dmm-make.com/item/245/

山形浩生(翻訳家、作家)

紹介:
オープンソース、クリエイティブ・コモンズなどの考え方が日本のGeekの間で正確に理解されているのは、山形さんのおかげだと僕は思っています。「伽藍とバザール」「Code」などの文章を読むたびに僕たちはアツくなり、語り合いました。僕は大ファンで、彼のサイトの文章は全部3回以上は読んでます。2008年のMTM02に来ていたエントリも読んでいて、なんとか一緒に何かやりたくて、ほとんどファンレターのようなDMM.Makeの執筆依頼を送り、5月の東京に一時帰国した再に休日にチームラボにお招きしたのがきっかけです。

エピソード:
奥様の臨月にもかかわらずツアー参加を即決し、「なんとかもう1日いたかった」と言いながらお帰りになり、帰国時の空港から「光るUSBケーブルのxxxセンチをxxx本買ってきてください」と参加者チャットに書き込んでいたのが印象に残っています。
ナイトクラブに出ていってゲイに相当ハードにアタックされていたこと、深圳のMakerとアメリカのマイナーなSFに大盛り上がりしてたことを書かれていますが、
HAXLR8Rと非常に興味深い質疑応答をされ(一発目からGood Question!と言われた)、その後の日本人質疑応答でも大活躍されていました。

2014–08–13 LifeLog is depressing because it proves how boring my life is.
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20140813
英文。Kickstarterで成功したライフログカメラを扱う抱腹絶倒のエントリ

2014–08–08 ハッカー、ピンチョン、スティーブンスン
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20140808

加賀谷友典 neurowear project(Necomimiの開発者)

紹介:
海外では僕の発明した製品と思われていることが多い、Necomimiを発明してくれた人です。(もちろん、人の発明を盗む趣味は僕にないので、聞かれるたびに訂正しています)
どうしてもお会いしたくて一度アポイントメントをいただき、東京での帰国時にお会いしました。直接お会いしてみたら、共通の知人が多いのにビックリしたのをおぼえています。
一緒に写真を撮ってもらったのが誇りです。

エピソード:
人を中心に見ておられたのが印象に残っています。特にエリック・パンとSeeedstudioのスタッフ、その中でも今回のツアーを4日間アテンドしてくれたViolet Suをベタ褒めしていました。SeeedStudioの人たちは、何人もが業務を止めて数日間僕らのツアーのために、深圳のMakerスポットを案内してくれました。しかも、彼ら自身が楽しそうに。それがどれぐらいすごいことか、クリエイターの加賀谷さんには、よりハッキリ見えるのだと思います。

伊豫田旭彦 株式会社ドワンゴ(niconico)

紹介:
ニコニコ動画で最も多く見られている、ゲーム実況などを担当しているディレクターです。MTM02で初めて会い、その後もMake,ニコニコ学会を中心によく一緒に遊んでいます。
僕が、チームラボ社長の猪子と同じぐらい影響を受けている人です。ネットの群衆の感情や行動に、彼ほどうまくつきあえる人を僕はほとんど知らないし、それを体系化して伝達可能にできる人は彼しか知りません。

エピソード:
真っ先にFacebookに感想を上げました。
https://www.facebook.com/akihiko.iyoda/posts/10204799992265561
他にも、「とにかくイテレーションが速い、行動も決断も速いし、なんでもGO!が出る」と、いくつかの深圳の特徴的な部分に真っ先に気づき、言語化していました。写真の共有方法など、「この情報を広めやすくすること」についても有用なアドバイスをもらいました。面白い場にはだいたいいる、アンテナの高い人間です。個人的には、「このプログラムは予測可能」と思ったイベントで、ことごとく「予測を上回った!」と本当に楽しそうに語っていたのが印象に残っています。

ニコニコ技術部と中国の工場を見にいったら凄すぎて絶望した件
http://ch.nicovideo.jp/iyokan_nico/blomaga/ar593068

Iz (隠しました)

紹介:
昔チームラボの展示会で出会ったのがきっかけです。海外生活をしたこともあるようで、英語がうまいです。

エピソード:
深圳の街のエネルギーに惹かれたようで、ナイトクラブにガンガン突撃していました。深圳には面白いクラブもいくつもあります。

林 幹久 ビジネス・ブレークスルー

紹介:
完全に初対面です。Makerを扱った番組を作ったことがあるとのこと。

エピソード:
番組を制作後、自分でもArduinoやLeapmotionを使ったモノヅクリをはじめているとのことで、そういう人が深圳をどう見たのかがすごく知りたかったのですが、僕は飛び回っていてあまり話せず。工場見学時に機械のサイバーパンクそのものの動きにずっと見とれていたことが印象に残っています。よいカメラを持っていたので、レポートが楽しみです。

深圳メーカーツアーに参加の記録
http://mikilabo.tumblr.com/post/94437371453

鶴岡マリア サイマックス株式会社

紹介:
完全に初対面です。バイオ系のサービス(血液検査)を武器にしたベンチャーを立ち上げているとのこと。

エピソード:
若い女性(たぶん二十代前半)には珍しく、初代W-Zero3からのスマホ愛用者で、中華Padも何枚か買ったことがあるとのこと。秋葉原の30倍大きく、業務用投光器から電気スクーターまで何でも売っていて、10個でも1万個でも部品を工場直送で配達してくれる深圳の電気街を楽しそうに走り回っていたのが印象に残っています。エネルギッシュな方らしく、JENESISという深圳で日本人が経営し、日本クオリティを売りにしている企業と、製造に関して商談をはじめたとのこと。
また、その後の出張がシンガポールで飛行機が同じだったので、最終日一緒に深圳を巡ったのですが、クリエイティブ・デザイン(深圳の英語で”デザイン”だと多くは設計を意味するので、意匠やオシャレのことを特にクリエイティブ・デザインと呼ぶ)の豊かなエリアで様々な感銘を受けていたのが印象に残っています。

佐伯あさぎ スイッチサイエンス

紹介:
おなじみスイッチサイエンスで製品紹介ブログを書いてる人です。皆さんもおなじみ。ニコ技やMake関係のイベントではよく遊んでいます。

エピソード:
毎日ブログを書いてくれています。すばらしい!スイッチサイエンスの人は基本的にデバイスと機械の話しかしないのですが、彼女はメンバーの紹介をいろいろしてくれました。

深圳観察会に参加してきました。-1-(Seeed見学編)
http://mag.switch-science.com/2014/08/14/joined-shenzhen-tour-1/

深圳観察会に参加してきました。-2-(CNC工場編)
http://mag.switch-science.com/2014/08/18/joined-shenzhen-tour-2/

深圳観察会に参加してきました。-3-(PCB工場編)
http://mag.switch-science.com/2014/08/18/joined-shenzhen-tour-3/

深圳観察会に参加してきました。-4-(射出成形工場編)
http://mag.switch-science.com/2014/08/19/joined-shenzhen-tour-4/

深圳観察会に参加してきました。-5- (Chaihuo Maker Space)
http://mag.switch-science.com/2014/09/01/joined-shenzhen-tour-5/

ニコ技深圳ツアー その3
http://ch.nicovideo.jp/asagin/blomaga/ar595996

ニコ技深圳ツアー その2
http://ch.nicovideo.jp/asagin/blomaga/ar594574

ニコ技深圳ツアー その1
http://ch.nicovideo.jp/asagin/blomaga/ar562808

勝本雄一朗 シンガポール国立大学

紹介:
ユーザインタフェースのプロ研究者、本人のスライドにはOTAKU Researcherです。CATAPYやNINJA TRAKなどでメディア芸術祭でも有名で、すごくPOPなものをつくっています。僕とはMake関係の何かで知り合ったと思うのですが忘れてしまいました。DMM.Makeでも連載を書いてくれています。

エピソード:
彼のつくったとある作品が、深圳の某企業との協力により、量産/プロダクト化に向けて動き始めました。それまで、数本のメールだけです。日本人がシンガポールで作ったものが深圳で商品化されるのは何か象徴的な気がします。Necomimiの加賀谷さんと一緒にいろいろと歩き回っていましたが、彼らの紹介してくれるレストランはどれも最高でした。

写真上がってます
https://www.flickr.com/photos/yuichirock/sets/72157646341393852/

感想もあがりました!
http://d.hatena.ne.jp/exyk/20140813/1407931929

清水信哉 AgIC

紹介:
MakerFaireアメリカの優れたMakeプロジェクト10に選ばれた、AgICの創業者です。DMM.Makeでの連載をお願いしたのがお会いしたきっかけでした。

エピソード:
現地でも日本とのミーティングを行うなど、忙しいスケジュールを縫って精力的に動き回っていました。深圳の多くのMaker企業がAgICのことをよく知っていたのが印象に残っています。
Seeedの人向けに英語で書いてます
http://agic.cc/2014/08/shenzhen-visit-coordinated-by-seeed-studio/

野尻抱介 ニコ技

紹介:
僕は「クリス・アンダーセンのMAKERSと野尻先生のピアピア動画はかならずセットで読め」とよく人に勧めています。外人相手には「日本のコリイ・ドクトロウ」と紹介しています。尻Pが「本当に面白いと思ったことしかやらない/買わないこと」を日本中のMakerは知っていて、それだけに日本中のMakerの尊敬を受けています。

エピソード:
とにかく終始すてきな笑顔で楽しそうにしていました。「ここは毎日がMakerFaireだなあ」と語ってくれたとき、今回のツアーの成功を確信しました。
Makeblockという現地のベンチャーが作っている教育用のモーター+ブロックセットを即決で買い、持って帰るのを楽しみにしていました。「日本でのプロモーションのために、”あなたのニコ技作品をMakeBlockで再現しませんか”というキャンペーンで、有名ニコ技作者にMakeBlockを提供しよう」というアイデアに乗り気だったので、何かご協力いただくかもしれません。
観光バスでまわるツアーの中、深圳の郊外で1時間ほどぽっかり時間が空いて自由行動になったときに、自転車と電気スクーターを混ぜて売ってる店で「スクーター用の据え付け巨大傘と取り付け金具」をいきなり150元(2300円ぐらい)で買ってきたのが印象に残っています。ワンツースリーの英語も通じなさそうな地方商店で、どうやって買ったのか今でもわかりません。
最後に数日、電気街を思う存分歩き回る時間を確保していたようで、まだ深圳にいます。何を買ったのかすごく気にして聞いてみたのですが、「弁当箱を集めています」と写真が送られてきました。
ほんとうに、感想を楽しみにしています。

感想来ました! さすがプロ。

ニコニコ技術部 深圳観察会レポート(4)「ネットにつながります、スマホで操作できます」
https://nojiri-h.hatenablog.com/entry/ar600776

ニコニコ技術部 深圳観察会レポート(3)「うちのボスがデザインしたのよ」
https://nojiri-h.hatenablog.com/entry/ar600033

ニコニコ技術部 深圳観察会レポート(2)「本物のオリジナルです」
https://nojiri-h.hatenablog.com/entry/ar599666

ニコニコ技術部 深圳観察会レポート(1)「あなたは過去を向いている」
https://nojiri-h.hatenablog.com/entry/ar598458

井内育生 リコー/FabLab関内/Euclides Lab.

紹介:
フィリピンのFablabアジア会議第1回で会いました。その後、MakerFaire台北でも会いました。製造業がMakerムーブメントに参加するために、なにより来るべきで、次に参加するべきだと思います。すばらしい。

エピソード:
今回のMakeBlockを即決で2個買っていました。今年、面白いイベントに連続で参加している人なのですが、深圳からはとにかく衝撃を受けたとのこと。深圳の話がどう生かされるのか楽しみです。

ニコ技・深圳Makersツアー 感想編
http://omsrkb.tumblr.com/post/94337876415/makers

ニコ技・深圳Makersツアー 日記編
http://omsrkb.tumblr.com/post/94342611700/makers

また、深圳で買ってきたMakeblockについてもレポートを書かれています。日本語の情報は貴重かも。
Makeblockを体験せよ!
http://omsrkb.tumblr.com/post/94445620045/makeblock-vol-1
http://omsrkb.tumblr.com/post/94525787080/makeblock-vol-2
http://omsrkb.tumblr.com/post/94613761320/makeblock-vol-3
http://omsrkb.tumblr.com/post/94613761320/makeblock-vol-4

(ちょっと名前隠してみる) (株)リコー

紹介:
初対面。上の人がさそってくれました。

エピソード:
毎回、自己紹介で「僕はMakerと言えないのですが」から話し出す人なのですが、EMSで誰もが知る大手のテレビなどを作っていた量産のプロです。発言のヒトコトヒトコトに重みがありました。
12月のツアーでは、ひょっとするとリコーの工場を見に行くのに協力してくれるかもしれません。それはとても楽しみなことです。

末田航 シンガポール国立大学

紹介:
かなり前にチームラボに訪問してくれたことがあります。6月の明和電機シンガポール公演では、オフの日に一緒にご飯を食べました。

エピソード:
勝本さん、加賀谷さんと共にシンガポール組で歩き回っていました。早くも感想がFacebookに投稿されています。
https://www.facebook.com/koh.sueda/posts/10204476604374706
Flicker
https://flic.kr/s/aHsk1HmmEi

yuiseki (所属って言っていいんだっけ?)

紹介:
Hacker’s Cafe、破滅ラウンジ、MaltineRecordsなどでよく一緒に遊んでいます。

エピソード:
独特のセンスで面白いモノを見つけるのがうまい。「DJ娯楽無限」という名前の、泊まったホテル近くのナイトクラブは最高でした。

坪井義浩 何となくスイッチサイエンス

紹介:
おなじみスイッチサイエンス。MakerFaire深圳ではプレゼンテイターでした。深圳は何度も行っています。

エピソード:
僕が現地のスマホを買うときに、バンド数を調べてくれたのがとてもありがたかった。今回のベンチャーいくつかは、彼にとっても初めての訪問なので、ブログが楽しみです。

Makeblockさんにお邪魔してきました
http://mag.switch-science.com/2014/08/14/makeblock/

穴井佑樹 yakul株式会社

紹介:
もとチームラボ、後述の大山と二人でハードウェアベンチャーを立ち上げたエンジニアです。KMD稲見研究室卒業。個人でもいろいろなユニットでメディアアート作品を作っています。

エピソード:
どちらかというと言葉と言うより作品で語る人ですが、ツアーを楽しんでいることは肌で伝わってきました。彼の作品に、深圳がどういう影響を与えるのかが楽しみです。

高橋智宏 チームラボ

紹介:
チームラボの経営企画室。Makerばっかりでまともに会話も社会生活も成立しないチームラボが会社の体を成しているのはこういう人がいるからです。チームラボは今回のツアーの最大勢力で、もとラボを含めると6人が参加していました。我々は400人の企業になっても、最先端から遅れずにいることができると思っています。むしろ人が増えるほどいろいろなエッジを取り込めると思っています。

エピソード:
もともとHONDAのノウハウを経営コンサルとして行う企業の出身で、マネジメントの視点から物事をみれ、かつチームラボに入るようなジャンプができる人です。何よりも深圳のエネルギー、決定速度が生み出すダイナミズムの重要性を肌で感じたらしく、「とにかく早い。これでいいんだ!」と何度も語っていました。おそらく、仕事の調整がつけば、12月のツアーには問わずより多くのメンバーが参加すると思われます。これからのチームラボの進化が楽しみです。

大山宗哉 yakul株式会社/株式会社chikaku/omoro株式会社

紹介:
もとチームラボ。穴井と一緒にyakulを創業。

エピソード:
VVVV(オープンソースのビジュアルプログラミング言語)のエヴァンジェリスト、大学時代総務省からポケモンフラッシュ放送禁止の規制が出たときに、その規制に書かれていたポケモンフラッシュの例を悪用して、より効果的に人間を失神させるタイミングを考える、今回のツアーでもHAXLR8Rのプレゼン後、一発で「売れなくてもArtwareがやりたい」と言い出したところに片鱗が見えました。クラブ、ナイトカルチャーについても「あのDJ、すごく東京の少年っぽい。いかにもPixivで絵を描いてる彼女がいそう」など、彼にしかできない視点と言い回しで形容していて、感想を読むのが楽しみです。

久下 玄 tsug / Coiney

紹介:
ハードウェアベンチャー、Coineyの創業メンバー。今回の別のメンバーが、SFC坂井直樹研究室で久下さんの教えを受けたことがあるのがあり、DMM.Makeで連載をお願いしに行ったのがきっかけです。全員に学歴を聞いたわけじゃないですが、SFCと東大のOBが今回の最大勢力で、僕が知ってるだけでどちらも4人が参加してます。

エピソード:
プロダクトデザインのプロであり、AgIC,Yakulとならんでハードウェアスタートアップ、プロからの参加です。どういう感想かすごく興味があります。

山下寿也 エウレカコンピューター

紹介:
シンガポールに在住のEスポーツを仕掛けるエウレカコンピューターのCTOです。ニコニコ学会βの犬飼さんの紹介で、シンガポールでお会いして、即決でツアー参加を決めてくれました。

エピソード:
すでにfacebookに感想を書いてくれています。何回か、「シンガポールより深圳が向いているんじゃないですか?」とアドバイスしてくれました。そうかもしれないのですが、深圳はGreat China Firewallが.. あと、シンガポールも大好きなところです。

深センツアー0806
http://www.eurekacomputer.jp/news/0806

いしいこうた ボストーク/DMM.Make

紹介:
DMM.Makeにご協力いただいているボストークの編集者です。タイ在住。

エピソード:
ツアー中は遠慮してか、それほど口数が多くなかったのですが、面白いモノが大好きなボストークの人だけに、なにかやると思っていたら、最後に「コピー美術品が多く並ぶエリアを通って帰ります」と参加者チャットに書き込み。すごく見たかった… レポート期待してます!

深圳は、とにかく、怪しさ、美しさ、パワーに満ちあふれた、毎日がMakerFaireの場所です。ぼくはいまやっとそれを知って、慌てて騒いでいます。(もちろん、もっと前から注目してた人は、いっぱいいます)
12月にもツアーを実施します。関心のある人はこちらのFacebookグループまで、およびPDFまで。
https://www.facebook.com/groups/653199074763047/

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