リスク、タスク、業績評価…。合理を目指して明示化された概念が、それを作り出した人間を逆に拘束する。そうした負の再帰性に満ちているのが現代社会だ。さらに厄介なことに、「空気を読め」という同調圧力が、枠組みへの過剰適応を生み出し、我々の生活や文化を支えてきた基盤を食い潰してもいる。一方、そうした矛盾に気付きながら、エコロジーやス…
動かないエスカレーター、感度の悪い自動ドア、スマートフォンのバッテリーが切れる瞬間…。「デザインが役に立つのをやめた瞬間」に感じられる、奇妙で不穏な感覚に覚えはないだろうか。機械への憤りというより、なぜか自分自身の不能として感じられる当惑。その不安。
[From Foreign Editors 03]
These were the top 10 stories published by 建築討論 in June of 2018. You can also dive into daily archives for June of 2018 by using the calendar at the top of this page.