僕は今日、そう気付いた。
そう考えると、退屈も別に悪いものではないことにも気付いた。
何か人生に異常事態が起きているわけではなく、単に退屈という生体反応が起こっているだけなのだから。
— やるべきことはいつだって多すぎるし、これから先もそれはきっと変わらない。そのなかで心の自由を得るための唯一の道は、「全部できる」という幻想を手放して、ひと握りの重要なことだけに集中することだ
この一文がエッセンスだと思う。
とても重要な本だ。
そう感じられたなら、なかなか悪くない。
僕も理屈では分かっている。だがどうしたらそう感じられるのか？
数々の自己啓発書やらで説かれているだろう。「もし今日が地球最後の日ならどうするか？」と。
瞑想をするが毎回なんとなく心地が悪い。そわそわする。瞑想の明確な目的が定まっていないからだ。
集中力を求めたり、人生について問いかけたり、自分を観察したり、今だけに存在したり、瞑想はあまりに自由で色々なことが出来すぎる。
なので読書や瞑想にいそしんでいる。でも対象は実は何でも良い。ポモドーロテクニックを使って、物事への集中力自体を鍛えようとしているところだ。
エネルギーを得ること自体は使命とはならない。エネルギーは使うためにあるからだ。
僕は以前は、意識的に25分の集中をするだけでかなりの疲労を感じていた。1日中引きずるような疲れだ。何度か試してもそうなのだった。
なのでこのテクニックの弊害を大きく感じてしまい、すぐにやめていた。
だが今は再チャレンジしているところだ。
