Top Stories published by kuzu/NULL in 2014

シンギュラリティ(特異点)

シンギュラリティというのは、人間と同等の知的能力を持つ人工知能、あるいはそういう人工知能が現れた時点を言います(まぁとりあえず)。これが話題になるようになったのは「機械との競争」からかなぁという気がします。ついでにどうも恐怖、あるいは脅威という感覚も付随しているように思います。それに関連して少し、フィクションを例に考えてみます。

映画の”I, ROBOT”では、VIKIが人間を制圧しようとします(アシモフのI, ROBOTとか聖者の行進では、完成されたロボットがこんなにたくさん出てくる作品は無かった気がする)。…


人格の転写とか、知能の転写とか

TRANSCENDENCEのStoryでも触れてはいますが。少し。

先に公開されたTRANSCENDENCEでは、人格(?)の計算機への転写(アップロード)が描かれていました。

こういう人格の転写というアイディアがいつからあったのかは分かりません。星新一の作品にあったと思いますし、宇宙鉄人キョーダインはやってましたし、Max Headroomでもやってました。それらは、個人の人格などの転写です。


SFについての良い論考

「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について : 稲葉振一郎 / 社会哲学

良い論考です。

宇宙SF(宇宙を舞台としたSF)が衰退したのはなぜかと論考しています。大雑把にはこんな感じかと。

  • SETIなどの観測における否定的状況(なぜか知性体の手がかりが見当たらない)
  • 物理学の発展がもたらした技術的限界という展望(超光速航行の困難さ(不可能かどうかはまだまだ分か…

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