建築討論 全記事アーカイブ(2016春号〜202112号)
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※2022〜2023年の記事一覧はこちら※
[書評]
◼梅岡恒治│小川哲著『地図と拳』│描かれた「地図」からもう一つの都市を読み解く
◼成定由香沙│トム・ガニング著『映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー』│静止しすぎた被写体
◼浜田英明│ローランド・エノス著『「木」から辿る人類史』│木と人類の良好な関係を取り戻すために
[連載]
◼一色智仁│映像の山小屋│連載:山岳空間の近代(その5)
◼松村淳│コモンズ論再考──コモンズとコモン化(commonig)について│連載:後期近代と変容する建築家像(その5)
◼鮫島卓臣│作家から無数の個へ: 建築実践の解体と拡散│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その6)
◼中村駿介│宮本忠長の建築における贈与│連載:建築の贈与論(その6)
◼富永秀俊│迂回路としての都市空間分析│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その6)
◼西本千尋│住民参加の可能性と懸念〜こどもの居場所づくりから考える〜│連載:ケアするまちづくり(その6)
◼森本修弥│終焉と再生 — 解体と建替えは可能か、転用、再生、そして将来展望は│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき──つくる責任と看取る責任(その6)
◼桂川大+山川陸│立論:Constructing Assembly│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その6)
[建築展評]
◼建築展評│03│M+│Museum as layers of spaces and purposes | Bo Yee Lau
◼建築展評│07│できない(かもしれない)わたし│My Bodily TimidityReview│黒田瑞仁(ゲッコーパレード)
◼建築展評│08│Sick Architecture│Review│三宅拓也
202312 |建築批評|本瀬齋田建築設計事務所《消滅集落のオーベルジュ|L’évo》 ── ライフラインを再縫合する建築
- インタビュー|最後の住民はなぜ消滅集落を守り続けてきたか── 高桑久義
- 批評|維持する力の諸相 ── 伊藤孝仁(AMP/PAM)
- 批評|生きのびるための洗練 ── 伊藤維(伊藤維建築設計事務所|名古屋造形大学)
[書評]
◼林憲吾|Abidin Kusno “Jakarta: The City of a Thousand Dimensions”
◼浜田英明|バーナバス・カルダー著『建築とエネルギーの人類史』|
エネルギーが社会を規定し、建築がそれを体現する(評者:浜田英明)
◼伊藤維|批評|孤高の開放系・生きのびるための洗練|消滅集落のオーベルジュ|L’évo
◼市川鉱司|本田晃子著『革命と住宅』|過剰で過少な、実験国家の実験建築史(評者:市川紘司)
◼伊神空|中村琢巳著『生きつづける民家 保存と再生の建築史』|変えつつ繋げる、維持管理と増改築
◼風間健|『巨匠たちの住宅 20世紀住空間の冒険』 淵上正幸
◼藤本貴子|石井翔大『恣意と必然の建築 大江宏の作品と思想』|いま、大江宏の建築とその思想をみること「記憶の中の住宅」を追体験する
◼大村紋子|阿部公彦著『事務に踊る人々』|地味で冴えない存在の奇妙な磁場
◼深和佑太|マーク・クーケルバーク著『技術哲学講義』|ホテルのアクリルキーホルダーから「技術」を考える
◼長谷川新|翁長直樹『沖縄美術論 境界の表現 1872–2022』|国を立ち上げるように
◼葛沁芸|雨宮処凛『祝祭の陰で 2020–2021:コロナ禍のと五輪の列島を歩く』政治的経験としての東京2020
◼笠松咲樹|北雄介著『街歩きと都市の様相-空間体験の全体性を読み解く』|経路をたどる多主体からみる複雑な現象への探求
[サマリーズ]
◼市川鉱司│ルドフスキー「以後」のヴァナキュラー──近代化と都市化のなかで(サマリー№23)
◼上野有里沙│建築が実験的実践から学べること(サマリー№22)
[連載]
◼頴原 澄子│公営住宅 万華鏡│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その6)
◼石原隆裕│職能の再編と教育の変化 はどう進むか│連載:情報技術による建築生産の職能再編──発注、設計、施工、維持管理を俯瞰して──(その3)
◼杉田真理子│人間と動物の関係性から読み解くアメリカ都市発展の歴史(サマリー№21)
◼川勝真一│別のやり方で「建築する」ための案内書(サマリー№20)
[連載]
◼根来美和│家庭内空間(Domesticity)の再考と方法論としてのクィアリング│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その6)
◼佐々木俊輔│晴海団地の瓦礫の上で連載:遺跡としての晴海団地(その6)
◼杉田真理子│プラスチック・マウンテンとエディブル・シティ│連載:「Afro-Urban-Futurism / 来るべきアフリカ諸都市のアーバニズムを読みとく」(その5)
◼頴原 澄子│大衆に寄り添う宗教建築│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その5)
◼石原隆裕│建設プロジェクトのビジネスインテリジェンス│連載:情報技術による建築生産の職能再編──発注、設計、施工、維持管理を俯瞰して──(その2)
◼根来美和│なぜ、建築にも「デコロニアル」思考が必要なのか│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その5)
◼佐々木俊輔│タブラ・ラサの再来と晴海団地の解体│連載:遺跡としての晴海団地(その5)
◼頴原 澄子│協同組合の理想│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その4)
◼石原隆裕│フロントローディングの(不)可能性│連載:情報技術による建築生産の職能再編──発注、設計、施工、維持管理を俯瞰して──(その1)
◼杉田真理子│エジプト、首都移転計画 Never thought about moving a capital│連載:「Afro-Urban-Futurism / 来るべきアフリカ諸都市のアーバニズムを読みとく」(その4)
[特別寄稿]
◼川勝真一│【特別寄稿】第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展レビュー
[建築展評]
◼江本弘│建築展評│11│往復書簡/Correspondence
◼林誠│建築展評│10│ガウディとサグラダ・ファミリア展
070|2023.07–09
特集:建築の再生活用学
- 巻頭言:建築の「再生活用学」試論(本記事)
小柏典華(芝浦工業大学) - 文化財修理経験者が考える民家の「復原」と「活用」と「記憶」
坂井禎介(奈良女子大学) - 文化財建造物の「活用」を見据えた日々の「課題」
高橋知世(公益財団法人明治村) - 文化財建造物の「積極的活用」と「防火対策」
稲垣智也(文化庁) - 地域資産の「活用」と既存コミュニティの「共存」
青木佳子(千葉商科大学) - 諸外国の「保存」と「活用」と「法制度」
大橋竜太(東京家政学院大学) - 文化財建造物継承への所有者の「思い」と「活用」
小柏典華(芝浦工業大学) - 編集後記:文化財学領域のPMrは必要か
小柏典華(芝浦工業大学)
[書評]
◼内山媛理│アンドレア・バイヤーニ著『家の本』│家、物語に満たないその揺らぎ
◼大村紋子│桑田光平/田口仁/吉野良祐・編『東京時影 1964/202X』│宙吊りの時間を記憶にとどめる、記憶の時間を宙吊りにする
[サマリーズ]
◼印枚岳彦│二つの「新世界」とその幻想(サマリー№19)
◼市川鉱司│「ANT=蟻」の眼から見た建築と建築家、そして社会(サマリー№18)
[連載]
◼佐々木俊輔│晴海団地の成熟と交歓│連載:遺跡としての晴海団地(その4)
◼根来美和│ともにケアする建築:環境正義とジェンダーの交差で│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その4)
◼頴原 澄子│美しすぎる工場村│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その3)
◼木村智│ブルネレスキ的建築家について│連載:ブルネレスキ的建築家教育を考える──ボローニャ大学での設計教育と職能形成(その3)
◼杉田真理子│ブラック・クィア・ペース — — — LGBTQ+コミュニティと歩くナイロビの都市空間│連載:「Afro-Urban-Futurism / 来るべきアフリカ諸都市のアーバニズムを読みとく」(その3)
069|202305–06
特集:建築と紐
- 解くまでを結びとする──関根みゆきインタビュー・・・京都大学小見山研究室
- 建築と紐 試論・・・林浩平(京都大学大学院)
- ロープが広げる建築空間の可能性・・・野村祐司(京都大学大学院)
- ひもが生み出すやわらかい構造・・・荒木美香(関西学院大学)
- 結び目と編み目の分類学(『U-JOINTS』抄訳)・・・アンドレア・カプト、アンニナ・コイヴ|翻訳:池内優奈、寺西志帆理、岩見歩昂(京都大学大学院)
[書評]
◼包慕萍│船尾修『満洲国の近代建築遺産』
◼長谷川新│阿部万里江『ちんどん屋の響き 音が生み出す空間と社会的つながり』
[サマリーズ]
◼上野有里沙│「都市化」に抗う建築の可能性とは?(サマリー №17)
◼岩元真明│仮設建築は何ができるか(サマリー №15)
[連載]
◼原田栞│廻国の痕跡をたどる連載:山七合目より上の世界──氏子かり帳に記される木地師の生活領域(その3)
◼佐々木俊輔│最初の住民たち──晴海高層アパート112号室│連載:遺跡としての晴海団地(その3)
◼根来美和│協働作業としての建築史の記述と共有知│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その3)
068|202304
特集:グローバル・アーキテクチュアとしての日本現代建築──いくつかの切断面
- 刹那を越えて──21世紀の仮設(的)建築に関する考察・・・岩元真明(九州大学大学院)
- ゼロ年代の“森のようなもの”──都市に対する感性から考える・・・鮫島卓臣(SHoP Architects)
- 改修を機に再評価がなされる、ポストモダニズムとしてのバブル建築・・・平塚桂(ぽむ企画)
- ニッポン、ブルータリズムぎらいのブルータリズム建築大国──『ニュー・ブルータリズム』翻訳出版に向けた覚え書き・・・江本弘(京都美術工芸大学)
- 「伝統・民衆論争」の社会主義リアリズム的文脈・・・市川紘司(東北大学大学院)
[書評]
◼浜田英明│ペドロ・ドミンゴス『マスターアルゴリズム 世界を再構築する「究極の機械学習」』│機械学習は建築の世界を再構築できるか。
◼木村智│ブルネレスキ的建築家について│連載:ブルネレスキ的建築家教育を考える──ボローニャ大学での設計教育と職能形成(その2)
◼杉田真理子│“Post apartheid landscape” ー 経済発展の進むヨハネスブルクで、元”凶悪ビル”の変化が物語るもの
◼櫻川廉│福島加津也、冨永祥子、本橋仁、佐脇礼二郎『HOLZ BAU [増補版]ホルツ・バウ──近代初期ドイツ木造建築』│木造と近代
◼内藤啓太│宮城俊作著『庭と風景のあいだ』│緑と建築の再考
[サマリーズ]
◼杉田真理子│傷つき、人新世の幽霊に取り憑かれた地球に生きる術(サマリー №15)
◼川勝真一│政治的暴力への抵抗としての建築実践(サマリー №14)
[連載]
◼頴原 澄子│近代建築と大衆文化、新たな労使関係の模索│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その2)
◼原田栞│氏子かり帳に記された木地師│連載:山七合目より上の世界──氏子かり帳に記される木地師の生活領域(その2)
◼佐々木俊輔│焦土の上に空間を──前川國男と晴海団地の創造│連載:遺跡としての晴海団地(その2)
◼根来美和│フェミニストの空間実践の可能性│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その2)
[建築展評]
◼建築展評│06│いわさきちひろ と 奥村まこと ・ 生活と仕事│Interview│岡部三知代│ギャラリーエークワッド
067|202301–03
特集:Mind the Gap──なぜ女性建築家は少ないのか
- 女性と建築の半世紀
建築家・長谷川逸子インタビュー - 女性が建築の世界で働きやすくなる可能性をともに考える
建築家・乾久美子インタビュー - ジェンダーバランスの変化を待つ
建築家・貝島桃代メールインタビュー - ジェンダーと建築を語るためのヒッチハイクガイド
[書評]
◼杉中瑞樹│オリガ・グレベンニク著『戦争日記 ―鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々』│戦争と描くこと
◼小南弘季│木村純子・陣内秀信 編著『イタリアのテリトーリオ戦略:甦る都市と農村の交流』
◼吉本憲生│ベン・グリーン著『スマート・イナフ・シティ:テクノロジーは都市の未来を取り戻すために』
◼吉本憲生│「非効率」さを抱えた新しい都市のフィクションに向けて
◼長谷川新│山名淳編著『記憶と想起の教育学: メモリー・ペダゴジー、教育哲学からのアプローチ』
◼浜田英明│ローランド・エノス著『「木」から辿る人類史』│木と人類の良好な関係を取り戻すために
◼成定由香沙│静止しすぎた被写体│トム・ガニング著『映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー』
◼梅岡恒治│小川哲著『地図と拳』│描かれた「地図」からもう一つの都市を読み解く
[サマリーズ]
◼印牧岳彦│物質はいかに語るか(サマリー №13)
◼市川鉱司│留学から近代建築を考える──米国から中国へのボザール移植史(サマリー №12)
◼上野有里沙│建築の正史からとりこぼされてきた「クィア空間史」(サマリー№11)
[連載]
◼木村智│ブルネレスキ的建築家について│連載:ブルネレスキ的建築家教育を考える──ボローニャ大学での設計教育と職能形成(その1)
◼頴原 澄子│労働者の団結の城としての組合建築│連載:連帯する個人:労働者・大衆の時代とその建築(その1)
◼杉田真理子│”Mud over concrete” — アフリカの建築家たちが、コンクリートではなく土を選ぶ理由
◼原田栞│木地師の領域へ連載:山七合目より上の世界──氏子かり帳に記される木地師の生活領域(その1)
◼佐々木俊輔│東京・晴海──何もない島という神話│連載:遺跡としての晴海団地(その1)
◼根来美和│建築、空間、ジェンダーを巡る言説をふりかえる──1970年代から現在まで│連載:改めて、ジェンダーから建築を考える(その1)
◼桂川大+山川陸│立論:Constructing Assembly│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その6)
◼森本修弥│終焉と再生 — 解体と建替えは可能か、転用、再生、そして将来展望は│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき──つくる責任と看取る責任(その6)
◼西本千尋│住民参加の可能性と懸念〜こどもの居場所づくりから考える〜│連載:ケアするまちづくり(その6)
◼富永秀俊│迂回路としての都市空間分析│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その6)
◼中村駿介│宮本忠長の建築における贈与│連載:建築の贈与論(その6)
◼鮫島卓臣│作家から無数の個へ: 建築実践の解体と拡散│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その6)
◼松村淳│コモンズ論再考──コモンズとコモン化(commonig)について│連載:後期近代と変容する建築家像(その5)
◼一色智仁│映像の山小屋│連載:山岳空間の近代(その5)
[建築展評]
◼本橋 仁│建築展評│09│ᐊᖏᕐᕋᒧᑦ / Ruovttu Guvlui / Vers chez soi / Towards Home
◼三宅拓也│建築展評│08│Sick Architecture
◼黒田瑞仁│建築展評│07│できない(かもしれない)わたし|My Bodily Timidity
◼Bo Yee Lau│建築展評│03│M+
[追悼]
◼日埜直彦│追悼 磯崎新
066| 202210–12
特集:建築の重さ
[書評]
◼大村紋子│秋吉浩気著『メタアーキテクト-次世代のための建築』│弱さ・小ささ・やわらかさを強みに、余白をポテンシャルに
◼林憲吾│中川武編『世界建築史ノート 「人類の夢」を巡歴する』│驚異の建築への旅
◼池原靖史│後藤武著『鉄筋コンクリート建築の考古学 アナトール・ド・ボドーとその時代』│考古学に背をあずけ、鉄筋コンクリートの前途を占う
◼長谷川新│大野光明・小杉亮子・松井隆志 編『越境と連帯』│瞬間ごとに、自らを越境する
◼津川恵理│大友克洋著『THE COMPLETE WORKS 8 童夢』│緻密な描画手法から読み解く表現の先へ
◼浜田英明│カルロ・ロヴェッリ著『時間は存在しない』│この世界は、時空間に先立つ出来事のネットワークでできている
◼倉田慧一│アリス・ゴッフマン『逃亡者の社会学:アメリカの都市に生きる黒人たち』│分断の現場
[サマリーズ]
◼岩本真明│デジタル建築史の出発点(サマリー№10)│Greg Lynn (ed.), “Archaeology of the Digital”, London: Sternberg, 2013.
◼杉田真理子│来るべきアフリカ諸都市のアーバニズムを読みとく(サマリー №9)│“Rogue Urbanism: Emergent African Cities”, Pieterse, E. & Simone, A. (eds.). (2013). Johannesburg, South Africa: Jacana Media and African Centre for Cities.
◼川勝真一│建築教育の根を探る、開かれたアーカイブ(サマリー №8)│Beatriz Colomina, Ignacio G. Galán, Evangelos Kotsioris and Anna-Maria Meister (ed.), “Radical Pedagogies”, MIT Press, 2022
[特別寄稿]
◼長谷川香│国葬の儀礼空間│反復のなかにみる連続と断絶
[連載]
◼桂川大+山川陸│鼎談:「会場を構成する」を考え直す│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その5)
◼森本修弥│維持管理と都市景観からみたタワーマンションの外観デザイン│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき―つくる責任と看取る責任(その5)
◼西本千尋│MAD City Project ~実践 住宅セーフティネットづくり~│連載:ケアするまちづくり(その5)
◼富永秀俊│地図と時間:リアルタイムから日常へ│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その5)
◼中村駿介│建築と「聖なるもの」│連載:建築の贈与論(その5)
◼鮫島卓臣│「普通」を解体する:多様性社会に向けた建築界の課題│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その5)
◼松村淳│「場所」をつくる建築家│連載:後期近代と変容する建築家像(その4)
◼一色智仁│信仰の山小屋(承前)│連載:山岳空間の近代(その4)
◼森本修弥│防災レジリエンス ―災害への備えと被災後の生活継続性│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき―つくる責任と看取る責任(その4)
◼桂川大+山川陸│滞在記:「ドクメンタ15」│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その4)
◼西本千尋│「ケア」の声を制度設計につなげる〜住宅セーフティネット制度について〜│連載:ケアするまちづくり(その4)
[建築展評]
◼建築展評│06│いわさきちひろ と 奥村まこと ・ 生活と仕事│Review│山口紗由(メグロ建築研究所)
◼建築展評│05│Harvest in Architecture ( 末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 )│Review│住友恵理(etoa studio)
◼建築展評│04│建築模型展│Review│クマタイチ
◼建築展評│04│建築模型展│Interview│近藤以久恵│WHAT MUSEUM
◼建築展評│03│M+│Interview│横山いくこ│M+
[戦争と戦後]
◼12 中田捷夫(聞き手:種田元晴・山田憲明・浜田英明・青井哲人・橋本純・砂川晴彦)│中田捷夫[1940-]“よろず屋”的構造家としての視点と直感
065| 202207
特集:清掃のハードコア
- めくるめく清掃の血肉化
インタビュー:岩井優(アーティスト) - 共同討議:プロジェクトとしての清掃は可能か?
山本周+小林栄範・GROUP(井上岳・齋藤直紀)・川勝真一(RAD)・杉田宗(広島工業大学) - ディフェンスとオフェンスから捉える建築の清掃管理
論考:杉田洋(広島工業大学) - まちをきれいにする・ひとをきれいにする
論考:川端美季(立命館大学) - 音楽の定義を局所的に変える、あるいは石は何度石になったか
対談:大和田俊(アーティスト) × 福尾匠(批評家)
[書評]
◼網野禎昭│海野聡著『森と木と建築の日本史』│歴史的建造物に資源活用を学び、森と社会の行く末を案じる
◼大村紋子│瀬田勝哉著『戦争が巨木を伐った ―太平洋戦争と供木運動・木造船』│もの言わぬ巨木が現在へ伝えること
◼林憲吾│Lawrence Chua “Bangkok Utopia: Modern Architecture and Buddhist Felicities, 1910–1973”│近代のニルヴァーナ
◼菅野颯馬│山岸剛 著『東京パンデミック 写真がとらえた都市盛衰』│写真術と科学研究
◼長谷川新│津野海太郎著、宮田文久編『編集の提案』│楽しい編集の話
[サマリーズ]
◼印牧岳彦│建設現場からの現代建築批判(サマリー №8)│Pedro Fiori Arantes, “The Rent of Form: Architecture and Labor in the Digital Age”, translated by Adriana Kaufmann, Minneapolis and London: University of Minnesota Press, 2019.
◼市川絋司│中国現代建築の画期的展覧会、その顛末のドキュメント│蒋原倫主編『今日先鋒 8』天津社会科学院出版社、2000年
◼上野有理紗│ポストモダニズムの現在性│Sir Terry Farrell and Adam Nathaniel Furman, “Revisiting Postmodernism”, RIBA Publishing, 2017.
◼岩本真明│熱帯建築の系譜を解き明かす│Jiat-Hwee Chang, “A Genealogy of Tropical Architecture: Colonial Networks, Nature and Technoscience”, NY: Routledge, 2016.
[連載]
◼富永秀俊│境界線を越えて:「トランスローカル」の視点と、私が香港の移民労働者から学んだこと│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その4)
◼中村駿介│近代住宅論:民家の庭と町並みのファサードにおける贈与│連載:建築の贈与論(その4)
◼鮫島卓臣│ポストコロニアリズムと建築の周縁への眼差し│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その4)
◼一色智仁│信仰の山小屋│連載:山岳空間の近代(その3)
◼松村純│「生活世界」の崩壊と再建のアポリア│連載:後期近代と変容する建築家像(その3)
◼森本修弥│くらしとコミュニティが育む居住者の帰属意識│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき―つくる責任と看取る責任(その3)
◼桂川大+山川陸│分析:「ミロ展──日本を夢みて」│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その3)
◼西本千尋│アフォーダブル(手頃な価格の)住宅を考える│連載:ケアするまちづくり(その3)
◼中村駿介│前近代都市論│連載:建築の贈与論(その3)
◼富永秀俊│揺れる境界線:香港と中国大陸の境界線では何が起こっているのか│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その3)
◼鮫島卓臣│デジタルテクノロジーによる建築(家)の変容│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その3)
◼一色智仁│皇族の山小屋│連載:山岳空間の近代(その2)
◼森本修弥│変容する商品価値、難航する維持管理│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき──つくる責任と看取る責任(その2)
[戦争と戦後]
◼11 両角光男(聞き手:種田元晴・池上宗樹・猪里孝司・武田有左・長﨑大典)│両角光男[1946-]コンピュータ援用による建築設計教育の新しいかたちを求めて|建築情報学の源流・“CAD5”の思想を探る
064| 202204
特集:わたしの街のワークスペース
- あたらしい地方のワークスペース
インタビュー|指出一正(ソトコト編集長) - 地方から考える共創とイノベーション — NICCA INNOVATION CENTER
論考|小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所代表 法政大学教授) - 防府の住居と事務所
論考|島田陽(タトアーキテクツ 京都市立芸術大学) - まちと人をつなぐ、インキュベーションスペース
インタビュー|今泉 大哲・德田琴絵・沼俊之
[書評]
◼浜田英明│リチャード・ローズ著『エネルギー400年史』│エネルギーをめぐる事実と真実
◼吉野良祐│今橋映子『近代日本の美術思想 美術批評家・岩村透とその時代』│「美術百年の志」からこれからの建築と社会を思考する
◼伊藤孝仁│平田周、仙波希望 編『惑星都市理論』│周縁における実践から「非都市」を記述せよ
◼藤本貴子│ブリュノ・ガラン著『アーカイヴズー記録の保存・管理の歴史と実践』│アーカイヴズはその可能性を拡げつつあるか?
◼大村紋子│エリザベス・ラッシュ著『海がやってくる』、 佐野静代著『外来植物が変えた江戸時代』│イメージをいったん手放し、そして修復するには
◼林憲吾│能作文徳著『野生のエディフィス』│空を見上げ、大地に触れる
◼深和佑太│斎藤幸平著『人新世の「資本論」』│「鎮痛剤」と距離をおく
[サマリーズ]
◼杉田真理子│ブラック・ランドスケープ再考│Walter Hood and Grace Mitchell Tada eds., “BLACK LANDSCAPES MATTER”, University of Virginia Press, 2020.
◼川勝真一│建築展をつくることの歴史と実践│Eeva-Liisa Pelkonen, Carson Chan, David Andrew Tasman eds., “Exhibiting Architecture : A Paradox?”, Yale School of Architecture, 2015.
◼印牧岳彦│「実践の理論」としての「環境デザイン」│Avigail Sachs, “Environmental Design: Architecture, Politics, and Science in Postwar America”, Charlottesville and London: University of Virginia Press, 2018.
[連載]
◼松村淳│システムの綻びと建築│連載:後期近代と変容する建築家像(その2)
◼桂川大+山川陸│分析:「ヴィデオを待ちながら 映像、60年代から今日へ」│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その2)
◼西本千尋│エリアマネジメント — 誰がこの「まちづくり」を支持しているのか│連載:ケアするまちづくり(その2)
◼中村駿介│現代都市の中の贈与│連載:建築の贈与論(その2)
◼富永秀俊│垂直な公共空間:空中歩廊は市民の活動をささえたのか│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(その2)
◼鮫島卓臣│人新世と建築│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(その2)
◼森本修弥│コモディティ化するタワーマンション│連載:タワーマンションの寿命が尽きるとき──つくる責任と看取る責任(序論+その1)
◼きびとなかじま│都市のステークホルダーはだれか?―立場の異なる人との関わりと場の重要性―│連載【都市論の潮流はどこへ】/Series : Where the urban theory goes? / Kibi and Nakajima / Who are the city’s stakeholders?ーThe importance of the relationships and places with people from different positions
◼一色智仁│山岳空間への招待│連載:山岳空間の近代(その1)
◼西本千尋│まちづくりの隘路──ケア不在の構造に抗する│連載:ケアするまちづくり(その1)
◼松村淳│後期近代と建築家の「解体」│連載:後期近代と変容する建築家像(その1)
◼桂川大+山川陸│経験と構成│連載:会場を構成する──経験的思考のプラクティス(その1)
◼中村駿介│建築の贈与論について│連載:建築の贈与論(その1)
◼富永秀俊│垂直と隔離:ホテルの一室から都市構造まで│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(序論+その1)
[建築展評]
◼建築展評│02│白井晟一入門│Review│建築の存在意義│細尾直久
◼建築展評│01│戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡│Review│群像劇を巡る / わかりきれない動的空間│伊藤維
[戦争と戦後]
◼10 安藤紀雄(聞き手:光永威彦、青井哲人、種田元晴、砂川晴彦) │安藤紀雄[1940-]すべては建築設備の技術向上のため
063| 202201
特集:建築メディアはたのしい
- メディアとコミュニティ
インタビュー:布野修司(滋賀県立大学、日本大学) - 出版社を立ち上げ、持続させること
インタビュー:富井雄太郎(株式会社ミルグラフ) - 紙、音声、動画、展覧会──メディア・プラクティスの30年を振り返る
インタビュー:五十嵐太郎(東北大学大学院) - それでも紙で同人誌をつくる理由
インタビュー:大村高広(GROUP)
[書評]
◼長谷川新│エコノミーの線分を引く(金澤周作著『チャリティの帝国──もうひとつのイギリス近現代史』、丸山登著『寄附文化とスピリチュアリティ 渋沢栄一と大原孫三郎の場合』)
[サマリーズ]
◼市川紘司│vol.0 サマリーズについて(趣旨文)│インフラを更新する
[建築展評]
◼本橋仁│建築展評、そのスタートに際して
◼建築展評│01│戦後デザイン運動の原点│Interview│佐藤玲子│川崎市岡本太郎美術館
◼建築展評│02│白井晟一入門│Interview│平泉千枝+木原天彦│渋谷区立松濤美術
[連載]
◼鮫島卓臣│炭素という新たな建築の尺度│連載:前衛としての社会、後衛としての建築──現代アメリカに見る建築の解体の行方(序論+その1)
◼富永秀俊│垂直と隔離:ホテルの一室から都市構造まで│連載:圧縮された都市をほどく──香港から見る都市空間と社会の連関(序論+その1)
◼中村駿介│建築の贈与論について│連載:建築の贈与論(その1)
『建築討論』第5期──制作方針について│リアクションの空間として
062| 202112
〈特集〉ノンアーバン・オリンピック ──── 東京オリパラ2020(2021)の座りの悪さ
- 座談会:都市と五輪のズレ ─── そこに〈建築家〉の不在を垣間見つつ東京オリパラを振り返る。 八束はじめ・松田達・市川紘司・青井哲人
- 2020東京オリ・パラのレガシーを考える 北崎朋希
- パリ・レポート ── 脱施設型五輪という視点から都市が読み直される 林 要次
- 北京五輪レトロスペクティヴ 市川紘司
[都市論の潮流はどこへ:「都市からまちへ」小特集]
◼田中大介|「まち」というリアリティの現在形──都市をどのような「単位」でとらえるのか?
◼武岡暢|(あるいは退屈な)岩盤の都市論を求めて──野生、学術、社会学
◼五十嵐泰正|都市社会学者はアーバニストたりうるか?
[書評]
◼岸佑|時代に姿形を与えた言葉たち(豊川斎赫編『丹下健三建築論集』『丹下健三都市論集』)
◼藤田直哉|ウソ社会の欺瞞を剥ぎ取り「真実」に目覚めよう!(ジョセフ・ヒース+アンドルー・ポター著『反逆の神話〔新版〕:「反体制」はカネになる』)
◼橋本圭央|今後の「人間の街」について(ディビッド・シム著『Soft City:ソフトシティ 人間の街をつくる』)
061| 202111
〈特集〉建築批評 岩崎駿介+美佐子《落日荘》 ──農村から転回する建築 — 今、自ら耕し作ること
- インタビュー|共有する場を自律的につくる社会へ ── 岩崎駿介+岩崎美佐子
- 批評|落日荘を夜更に飛び出し、走って帰った ── 佐藤研吾(一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所)
- 批評|都市と農村をつなぐ「農村的」実践へ ── 雨宮知彦(ラーバンデザインオフィス)
- 批評|道義性と対話から生まれる建築 ── 阿部拓也(筑波大学大学院博士後期課程)
- 解説|実践としての継承 — 真木集落に学ぶ ── 両川厚輝(東京大学大学院博士後期課程)
[書評]
◼藤本貴子|通りだったひとつのまち(石丸紀興・千葉桂司・矢野正和・山下和也著『原爆スラムと呼ばれたまち──ひろしま・基町相生通り』)
060| 202110
〈特集〉物質世界が閉じるとき ──材料と非材料、物性と形態、属性と履歴、自然と人工
- 材料と非材料:物質と創造の果てへ/武田征士(IBM東京基礎研究所)
- 物性と形態:メタマテリアルから考える今後10年の設計のゆくえ/大嶋泰介(Nature Architects)
- 属性と履歴:内側に留まり、事物を追跡すること — つくることと物質性を巡って/能作文徳(能作文徳建築設計事務所)
- 自然と人工:自然と人工から生物度と技術度へ/長谷川愛(アーティスト/デザイナー)
[建築と戦後70年]
◼ 09 山口重之 (聞き手:種田元晴・石井翔大・池上宗樹・猪里孝司・武田有左・長﨑大典) | 山口重之[1944-]コンピュータ援用による建築デザイン生成をめざして|建築情報学の源流・“CAD5”の思想を探る (1)
[書評]
◼藤田直哉|建築とフィクションが、文明を駆動する弁証法を描いていた時期(シュテファン・リーケルス著『アニメ建築:傑作背景美術の制作プロセス』)
◼林憲吾|揮毫の建築家(王澍著『家をつくる』)
059| 202109
〈特集〉計量的アーバニズムの最前線──数理的・統計的な空間分析は、都市論に何をもたらすか?
- 計量革命と都市論:数理・計量地理学の過去、現在、未来:計量革命、GIS革命、空間ビッグ・データ革命/矢野桂司(立命館大学文学部)
- 計量と設計の接続:視覚・距離情報を有する点群に建築空間の分析と設計を接続することは可能か?/新井崇俊(東京大学生産技術研究所/hclab.)
- 人文社会都市論と数理的都市論の接続:概念から「パラメータ」へ/吉本憲生(日建設計総合研究所NSRI)
- 解題:都市〈学〉の構築/松田達(静岡文化芸術大学)
[書評]
◼長谷川新|交わりのバリエーション(田本はる菜著『山地のポスト・トライバルアート:台湾原住民セデックと技術復興の民族誌』)
◼石原凌河|“Build Back Better”に応えるための現場からの災害復興論(小野田泰明・佃悠・鈴木さち著『復興を実装する:東日本大震災からの建築・地域再生』)
058| 202108
〈特集〉建築批評 竹中工務店, 日建設計《MIYASHITA PARK》 ──MIYASHITA PARKから考える公共性の現在
- 批評|「公共性を空間からではなく、連関から考える」 ── 塚本由晴(アトリエ・ワン、東京工業大学教授)
- 批評|MIYSASHITA PARKをどう理解できるのか ── 窪田亜矢(東京大学特任教授)
- 批評|公共性の揺らぎを体感するためのMIYSASHITA PARKマニアックツアー ── 馬場正尊(オープン・エー、東北芸術工科大学教授)
- 批評|でかい商品棚 ── 村上慧(アーティスト)
- 論考|対立する公共性と利便性・合理性 ── 西田亮介(東京工業大学准教授)
- 解説|MIYSASHITA PARKの枠組みとプロセス ── 三井祐介(日建設計)
[書評]
◼橋本圭央|ノーテーションとアノテーションの差異を紡ぐ「Annotative Cognitive Mapping(注釈的認知地図)」の現在形(Bruce and Donald Appleyard著, “ Livable Streets 2.0”)
◼砂山太一|未知なるデザインの現在(土田貴宏著『デザインの現在:コンテンポラリーデザイン・インタビューズ』)
057| 202107
〈特集〉感情都市
1|京都市K地区の集会所における高齢者の「仲良し」はいかに建築的に実現可能であったか〜言語による説得でも、規律訓練でもない「ナッジのまちづくり」から考える|谷亮治
2|パンデミック下の感情都市 — — — — 生/死政治の時代に広場に現れる身体とデモクラシーの行方|清水知子
3|都市の魅力を測る新しい物差し『Sensuous City[官能都市]』|島原万丈
4|場所と幸福感についての文化心理学的考察|内田由紀子
[都市論の潮流はどこへ]
◼中村航|フードトラックアーバニズム
[書評]
◼楊光耀|都市計画の原点、そして今後の都市計画の原点──これからの日本に必要な都市計画とは(日本都市計画学会編著『都市計画の構造転換:整・開・保からマネジメントまで』)
◼藤本貴子|フェミニズムを通して世界の構造を見る(シンジア・アルッザ+ティティ・バタチャーリャ+ナンシー・フレイザー著『99%のためのフェミニズム宣言』)
056| 202106
〈特集〉「直後」の構造家──大地震後の緊急活動のひろがり
(1)救助活動における構造専門家の関わり/宮里直也
(2)海外における地震発災直後の構造エンジニアの活動/一條典
(3)応急危険度判定の課題と可能性/中埜良昭
(4)構造設計者からみた構造ヘルスモニタリングシステム/原田公明(5)被害調査における構造専門家の射程/楠浩一
[書評]
◼林憲吾|喚起する通史(日埜直彦著『日本近現代建築の歴史:明治維新から現代まで』)
055| 202105
〈特集〉建築批評 魚谷繁礼建築研究所《コンテナ町家》 ──歴史・法・流通のラディカルな交差
- 対談|都市に漂着するコンテナ建築 ── 魚谷繁礼(魚谷繁礼建築研究所、京都工芸繊維大学特任教授)×吉村靖孝(吉村靖孝建築設計事務所、早稲田大学教授)
- 批評|立体長屋ローヂの問い── 佐々木啓(東京工業大学)
- 解説|コンテナ町家考、あるいは街区のリノベーション ── 文山達昭(京都市役所)
- インタビュー|都市構造を引き継ぐ「事業」 ── 石田能冨子、石田祥一(壽商事)
[建築と戦後70年]
◼ 08 小川信子 (聞き手:種田元晴 + 石井翔大 + 橋本純 + 砂川晴彦) | 小川信子[1929-]「生活環境の探求」の伴走者たち
[都市論の潮流はどこへ]
◼木村浩之|〈都市への権利〉から〈土地の正義〉へ──土地所有権をめぐる潮流
[書評]
◼長谷川新|せめぎ合う喧騒を聴取する(服部伸編『身体と環境をめぐる世界史:生政治からみた「幸せ」になるためのせめぎ合いと技法』)
◼長谷川香|「政治」から「空間」へ、「空間」から「政治」へ(佐藤信著『近代日本の統治と空間:私邸・別荘・庁舎』)
054| 202104
〈特集〉ビッグデータと都市–情報でまちを捉える実践集
- 観光地における人流データの分析と活用/深谷信介(行政アドバイザー)
- ブロックチェーンを用いた地域経済の支援/藤井靖史(西会津チーフデジタルオフィサー他)
- 住民基本台帳とGISー富山市のコンパクトシティ化にむけたビッグデータの利活用/高月直也(富山市活力都市創造部 活力都市推進課)
- 富山市センサーネットワークー産学官の垣根を越えたIoTの推進/城石裕幸(富山市企画管理部 情報統計課)
[書評]
◼橋本圭央|肉体的なものとしての建築の思考(羽藤広輔著『白井晟一の伝統論と和室』)
◼藤田直哉|震災後の被災地からの、民主主義への問い(加藤登紀子他著『現代思想 2021年3月号 特集:東日本大震災10年』)
◼津川恵理|今、なぜ『クロノデザイン』なのか(内藤廣編『クロノデザイン:空間価値から時間価値へ』)
053| 202103
〈特集〉これからの図書館と建築家
1.リサーチ:垰田ななみ|2000年代以降における図書館の複合化について」
2.対談:藤原徹平・山崎泰寛|鬼頭梓と前川恒雄から考える、図書館と建築家
3.インタビュー:図書館総合支援企業〈株式会社図書館流通センター(TRC)〉|流通をベースに、多様なサービスへと展開する
4.インタビュー:図書館家具・設備・用品の提供企業〈キハラ株式会社〉|『半歩先』の商品を提案していくこと
5.乾聰一郎(奈良県立図書情報館)|「場」としての図書館の可能性 ── 図書館の現場から、奈良県立図書情報館編
6.三矢勝司(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた)|図書館をつくり、運営を継続する ── 岡崎市図書館交流プラザ りぶらを事例として
[書評]
◼ 藤本貴子|美術館/作品/アーカイブズ:つまり、ラディカルさってなに?(クレア・ビショップ著『ラディカル・ミュゼオロジー:つまり、現代美術館の「現代」ってなに?』)
052| 202102
〈特集〉Model(ing)のゆくえ──融解するフィジカルとデジタル
1.報告|建築と模型[若手奨励]特別研究委員会「建築模型の歴史性と多様性」
2.インタビュー|保坂健二朗「模型は建築をいかに表象するか」
3.座談会|大野 友資×山代 悟「自律するモデル-MaterialityとOperabilityのデザイン-」
5.論考|高木 秀太「「つくるしくみ」「えらぶしくみ」から「かんがえるしくみ」へ」
[書評]
◼ 木内俊克|ふれないことで「ふれる」コミュニケーションの可能性(伊藤亜紗著『手の倫理』)
◼ 林 憲吾|近代を嗤う悪意(マーク・ラムスター著『評伝フィリップ・ジョンソン:20世紀建築の黒幕』)
051| 202101
〈特集〉建築メディアの条件そして効果──当代中国の場合
目次+前言
- 『世界建築 World Architecture』──〈窓〉から〈橋〉へ|執筆:張利|翻訳:山口一紀
- 『時代建築 Time Architecture』──学術研究と批評のためのプラットフォーム|執筆:支文軍|翻訳:葛沁芸
- 『建築学報 Architectural Journal』──建国初期から続く伝統的学会誌|執筆:黃居正|翻訳:楊光耀
- 『一条 Yit』──動画とテクストを交え、生活と建築をむすぶ|執筆:成卿| 翻訳:永岡武人
- 『沙丘研究所 Dunes』──SNSを駆使したセルフ・メディアの実践|執筆:李雅倫| 翻訳:秋天
[書評]
◼ 長谷川新|ポルノトピア、プレシアードの20年(Paul B. Preciado著, “Pornotopia: An Essay on Playboy’s Architecture and Biopolitics)
◼ 市川紘司|同期を止めよ、遅延せよ(Peter Eisenman with Elisa Iturbe著, “LATENESS”)
050| 202012
〈特集〉建築作品評価をめぐる素朴疑問 ─── 厳選5問に対する平易で偏った回答集
疑問1 ───「建築作品」はモノとして自律するの?|福島加津也
疑問2 ───「時代を画す」って、未来の人にしか分からないのでは?|江本弘
疑問3 ─── 巨大建築と小住宅、いっしょに比較評価できる?|吉村靖孝
疑問4 ─── 建築賞における中央/地方バイアスはある?|今村創平
疑問5 ─── アカデミー賞みたいにたくさん賞をつくればよいのでは?|山村健
[建築と戦後70年]
◼ 07 川崎清 (聞き手:種田元晴 + 石井翔大 + 池上宗樹 + 長﨑大典) | 川崎清[1932–2018]日本における建築デザインへのコンピュータ利用の先駆者として
[ 『建築雑誌』を読む]
◼山田憲明|『建築雑誌』を読む 04|1736号(202004)特集「山を考える建築・森と街をつなぎ直す」
[書評]
◼ 藤田直哉|ポストトゥルース建築はありえるのか?(リー・マッキンタイア著『ポストトゥルース』)
◼ 橋本圭央|移動行為における経路形成に着目した構造体としての儀礼空間(長谷川香著『近代天皇制と東京:儀礼空間からみた都市・建築史』)
049| 202011
〈特集〉長谷川健太 ── 現代建築写真のケーススタディ
- インタビュー|長谷川健太──2010年代以降の建築写真と建築作品
- 論考|大山顕「SNSで「表面化」する建築写真」
- 批評|鈴木淳平「自然体で撮られた建築写真」
- 批評|後藤連平「フィールドを拡張する建築家の共犯者──長谷川健太論」
- 解説|和田隆介「建築作品概念の成立 — — 建築と写真の1930年代」
[建築と戦後70年]
◼ 06 岩崎駿介 (聞き手:佐藤美弥 + 中島直人 + 橋本純) | 岩崎駿介[1937-]横浜市の都市デザインからセルフビルドの実践へ
[書評]
◼ 陣内秀信|モダニズムとは異質な建築空間の探求──身体と自然、そして地域へ(伊東豊雄著『伊東豊雄自選作品集:身体で建築を考える』)
◼ 市川紘司|「田舎」の変貌を捉えることは可能か?(AMO+Rem Koolhaas著, “Countryside, A Report”)
048| 202010
〈特集〉感染症と賑わいの空間
1 公共空間にみる賑わいの本質―変化 / 安定 / 救い /三浦詩乃(東京大学)
3 Withコロナ時代の広域観光のあり方を「賑わい」から考える/清水哲夫(東京都立大学)
4 日常の風景をつくる──横浜におけるウィズコロナの公共空間のあり方をめぐって/鈴木伸治(横浜市立大学)
[書評]
◼ 砂山太一|Ourselvesが意味するもの(Jeroen Junte, Do It Ourselves: A New Mentality in Dutch Design)
◼ 林憲吾|まれびとの東欧(Lukasz Stanek, “Architecture in Global Socialism: Eastern Europe, West Africa, and the Middle East in the Cold War”)
047| 202009
〈特集〉感染症と都市地理学──コロナ危機以降の「再-距離化世界」
- 地理から考える:居場所と逃げ場──地理学から見た新型コロナウイルス/大城直樹(文化地理学・地理思想史)
- 社会から考える:感染症リスクが縁どる社会──都市と距離をめぐるジレンマをめぐって/田中大介(社会学:都市論・メディア論・モビリティ論)
- 文化から考える:惑星都市彷徨──ウィルスの蔓延する街路を踏査することは可能か/仙波希望(都市研究、カルチュラル・スタディーズ)
- 都市から考える:感染症と「都市の離陸」のゆくえ──コロナ危機後の都市地理空間を考える/吉江俊(都市論・都市計画論)
[書評]
◼ 連勇太朗|復興プロセスという旅、あり得たかもしれない可能性を求めて(廖惟宇著『ゲリラ建築:謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』)
◼ 長谷川新|地域の生活、地域のアート(國盛麻衣佳著『炭鉱と美術:旧産炭地における美術活動の変遷』)
046| 202008
〈特集〉距離のポリティクス ─── 感染症と建築学の交点
1. 山本理顕(インタビュー)|ウィルス、個人、家族、地域、国家の間を設計する
2. 村山顕人|[アーバン・ディスタンス]With COVID-19時代の都市計画の視点
3. 須崎文代|[ドメスティック・ディスタンス]人間のふるまい(ヒューマン・ビヘイヴィア)と衛生の尺度
4. 印牧岳彦|[エコロジカル・ディスタンス]感染症と膜としての空間
[書評]
◼ 楊光耀|西洋文化の彼岸的思索者──人類学の超大陸へ(フィリップ・デスコラ著『自然と文化を越えて』)
◼ 橋本圭央|我々は何を「見ている」のか?(広瀬浩二郎著『触常者として生きる:琵琶を持たない琵琶法師の旅』)
◼ 藤田直哉|ソリッドからリキッド、そしてその先へ(三木順子監修・編・三木学共編『キュラトリアル・ターン:アーティストの変貌、創ることの変容』)
045| 202007
〈特集〉自炊のように作る、賄いのように作る。ビルドにコミットする建築家たちへの基礎調査
回答|荒木源希
回答|家成俊勝
回答|岡啓輔
回答|佐藤研吾
回答|長坂常
回答|中田裕一
回答|山口純
回答|和田寛司
[書評]
◼ 谷繁玲央|住宅政策の経路(平山洋介著『マイホームの彼方に──住宅政策の戦後史をどう読むか』)
◼ 長谷川祐子|「動くもの」と「動かないもの」の境界を超えて(エマヌエーレ・コッチャ著『植物の生の哲学──混合の形而上学』)
044| 202006
〈特集〉建築批評 第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示《ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡》
1. インタビュー|コロナ禍からの展開 ─── ビエンナーレ日本館チーム再始動へ《前編》 *5月19日先行公開
2. インタビュー|解体と移動の射程 ―ビエンナーレ日本館チーム再始動へ《後編》
3. 資料|動き続けること−展示制作プロセス|岩瀬諒子
[ 『建築雑誌』を読む]
◼中島伸|『建築雑誌』を読む 05|1737号(202005)特集「社会のマテリアライゼーション―建築の社会的構築力」
[書評]
◼ 林憲吾|総合の矛盾(アーロン・S・モーア著『「大東亜」を建設する──帝国日本の技術とイデオロギー』)
043| 202005
〈特集〉構築と分解 _終わり方から考える建築デザイン
1.川島範久|生命の循環から、建築・都市を考え直す
2.鷹野敦|木造建築の新しいパラダイムを求めて
3.小見山陽介|資源貯蔵庫としての建築と資材性
4.木村俊明|これからのフォーム・ファインディングの道標は何か
[書評]
◼ 江本弘|2020年のユムール・ノワール(磯崎新他著『現代思想2020年3月臨時増刊号 総特集=磯崎新』)
◼ 長谷川新|天候への抵抗、他者のために道を作ること(古川不可知著『「シェルパ」と道の人類学』)
042| 202004
〈特集〉大工職人のテクノロジー ── 大工の熟練技能は現代にいかに生かされるべきか
(1)木を生かしてつかう大工技能の本質──どこまで記号化され継承できるか 持続可能な森林利用を目指して/安藤邦廣
(2)大工技能の評価はいかになされるべきか /蟹澤宏剛
(3)宮大工における技能の実体、継承、活用/山本信幸
(4)デジタル時代のクラフツマンシップとは/秋吉浩気
[書評]
◼ 藤田直哉|人類の脳が変化していく過渡期に(メアリアン・ウルフ著『デジタルで読む脳 × 紙の本で読む脳:「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる』(大田直子訳))
◼ 橋本圭央|媒体と媒介、およびそれらの多数性と齟齬、および運動に関する非言語的言語化の試み(平倉圭著『かたちは思考する:芸術制作の分析』)
041| 202003
〈特集〉ツールの進化、コミュニケーションの変容
- 「BIMというツールによるコミュニケーションの変容、そして将来像」菱田哲也(Autodesk)
- 「IoTを用いた建物のデータ化、その共有による価値」大江晴天(Arup)
- 「BIMは建築士を何処へ導くのか」松井一哲(WeWork)
[建築と戦後70年]
◼ 05 今里隆 (聞き手:砂川晴彦 + 種田元晴 + 佐藤美弥) | 今里隆[1928-] 吉田五十八に見る戦後の日本建築と今里隆の実践
[ 『建築雑誌』を読む]
◼青井哲人|『建築雑誌』を読む 01|1732号(202001)特集「レジリエント建築社会の到来」
◼笠置秀紀|『建築雑誌』を読む 02|1733号(202002)特集「震災以降の生活の転換者たち」
[都市論の潮流はどこへ]
◼佐無田光インタビュー「〈地方の時代〉再考 ~地方から地域へ~」(1/2)
◼佐無田光インタビュー「〈地方の時代〉再考 ~地方から地域へ~」(2/2)
[書評]
◼ 佃悠|災害は繰り返す、人の生きる時間を越えて(饗庭伸他著『津波のあいだ、生きられた村』)
◼ 中村健太郎|期せずして露呈した、クリティカル/スペキュラティブ・デザインの制度問題(マット・マルパス著『クリティカル・デザインとはなにか?──問いと物語を構築するためのデザイン理論入門』)
040| 202002
〈特集〉建築批評 NISHIZAWAARCHITECTS《チャウドックの家》──東南アジア浸水域の建築 — 近代化の境界線上からの視座 -
- ロングインタビュー|西澤俊理 — とりまくものの受容とそれらに仮託された抽象
- 批評|治癒的建築 — 西島光輔(Inrestudio)
- 批評|人工と自然 都会と田舎 — 千種成顕(ICADA)
- 批評|ラフな抽象 — 辻琢磨(403architecture [dajiba] )
- 批評|アジアにおける「表面」の再発見 — 伊藤孝仁(トミトアーキテクチャ/tomito architecture)
- 解説|構造的な視点から見る《チャウドックの家》 — 金田泰裕(yasuhirokaneda STRUCTURE)
- 解説|タイ中部での洪水と共存するための建築的手法 — 岩城考信(呉工業高等専門学校)
[書評]
◼林憲吾|世界建築史の共振(「世界建築史15講」編集委員会編『世界建築史15講』)
◼渡邉朋也|タンパベイ・レイズの筒香嘉智のホームランは、小説家をどれだけ生み出すのか?(お股ニキ著『セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~』)
039| 202001
〈特集〉オーバー・アコモデイティング・シティ
1、「収容施設」が増えすぎた都市はどうなるのか?/阿部大輔
2、収容施設が生み出す、都市への価値 — 野球のスタジアムの事例から考える/アーバン・サイエンス・ラボ(西田司+谷明洋)
3、「非常時」の都市収容とまちづくり/前田昌弘
4、駐車場付置義務緩和による都市収容最前線レポート/中島伸
[書評]
◼立石遼太郎|なぜ、『なぜフィクションか?』(ジャン=マリー・シェフェール著『なぜフィクションか?:ごっこ遊びからバーチャルリアリティまで』(久保昭博訳))
◼長谷川新|アンチ・アクションという態度(中嶋泉著『アンチ・アクション:日本戦後絵画と女性画家』)
038| 201912
〈特集〉特集:福島、風景と注釈──無名の風景に差異と時間を読むこと
part II
[a]セイタカアワダチソウとススキの陣地合戦
[b]境界
[c]転用されるロードサイド
[d]復興住宅の畑
[e]3.11以後のエネルギーのかたち
[f]表面1:地表
[g]表面2:建材
[書評]
◼橋本圭央|形式性の萌芽を通した非形式主義的形式性の創発(乾久美子著『Inui Architects:乾久美子建築設計事務所の仕事』)
◼藤田直哉|東南アジアを発火点とした新しいイノベーションの波(丸幸弘・尾原和啓著『ディープテック:世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』)
037| 201911
〈特集〉建築批評 アトリエ・ワン 西日本鉄道旅客 ジェイアール西日本コンサルタンツ《尾道駅》──地域の建築がつくる地域
- ロングインタビュー|塚本由晴(アトリエ・ワン、東京工業大学教授)|地域の建築の当事者性
- 寄稿文1|山根俊輔(山根製作所)|地域のリズムを奏でるメンバーシップ
- 寄稿文2|髙垣知佳(ジェイアール西日本旅客鉄道)|地域の魅力を促す観光拠点駅
- 寄稿文3|稲益祐太(久留米工業大学)|海路と陸路がつくる尾道のテリトーリオ
- ショートレビュー|建築作品小委員会より
[書評]
◼市川紘司|ガバナンスの一形態として建築を見る視点(田原史記著『草の根の中国:村落ガバナンスと資源循環』)
◼後藤武|近代建築史のリノベーション(江本弘著『歴史の建設:アメリカ近代建築論壇とラスキン受容』)
036| 201910
〈特集〉発酵の空間
1.ふるまいを先行させるクラブ、メンバーシップ―脱施設化する建築
/塚本由晴
2.喫茶ランドリー的超能動空間計画論/大西正紀
3.プレイスメイキングの現代的意義/園田聡
4.空き地の資源化と空地アーバニズム/遠藤新
[書評]
◼奥泉理佐子|さもなくばすべてに触れて(荒川徹著『ドナルド・ジャッド:風景とミニマリズム』)
◼林憲吾|アフラシア都市研究への誘い(峯陽一著『2100年の世界地図:アフラシアの時代』)
035| 201909
〈特集〉都市と政治──「壁」と「広場」から見えるもの
- 政治空間論:東京を「広場」と「壁」から考える―大都市における権力と空間/御厨貴(政治学者、政治史学者)
- グローバル都市論:ネオリベラリズムの「危機」以後の都市と政治/丸山真央(政治社会学、都市研究)
- 広場論: 明日、すべての広場で/港千尋(写真家、著述家)
- 壁論:二元論の「壁」を越えて:分断の場から創造の場へ/稲垣拓(建築家)
[書評]
◼市川紘司|台湾建築への充実したイントロダクション(高名孝+蔡瑞麒編著『台湾建築地図 vol.01:台北市』)
◼長谷川新|キュビスム、ダイアグラム、現実(松井裕美著『キュビスム芸術史:20世紀西洋美術と新しい〈現実〉』)
034| 201908
〈特集〉建築批評 葉祥栄《小国ドーム》── 現代木造とコンピュテーショナル・デザインの源流を探る
- ロングインタビュー|葉祥栄-木造とコンピュテーションが出会った時
- 論考1|ニコル・ガードナー&ハンク・ホイスラー|《小国ドーム》をコンピュテーショナル・デザインのグローバルな文脈に位置づける ──コンピュテーションの具現化としての建築
- 論考2|腰原幹雄|製材を用いた大規模木造建築
- ショートレビュー|建築作品小委員会より
[書評]
◼藤田直哉|別種の見方で社会を明らかにする可能性(ブリュノ・ラトゥール著『社会的なものを組み直す:アクターネットワーク理論入門』(伊藤嘉高訳))
◼橋本圭央|明日の住空間にむけて(Design Museum Publishing, “Home Futures: Living in Yesterday’s Tomorrow”)
033| 201907
〈特集〉これからの建築と社会の関係性を考えるためのキーワード11
- 岡北一孝|01「アルベルティ・パラダイム」── デザインの固定化と可変性:パラダイム・シフトをめぐって
- 宮部浩幸|02「リレー」── 建築は時間を超えた共同作業でつくられる
- 青井哲人|03「中動態」── 実践は作者をこえる
- 市川紘司|04「みんな」── 災害ユートピアから闘技的民主主義へ
- 中村健太郎|05「アクター・ネットワーク」
- 秋吉浩気|06「やわらかいもの」── Architects as a Service:デジタル技術が可能にするやわらかい建築家像
- 天内大樹|07「ビジョン」── 〈幻視〉の共同体:ネットワーク環境下の「われわれ」
- 吉本憲生|08「コモンズ」── 開きながら閉じること
- 楊光耀|09「批判的プラグマティズム」── 当代中国建筑家的処世術,但是…
- 藤田直哉|10「作家性」── 前近代とポストヒューマンの狭間で
- 大室佑介|11「幾何学」── 無限を把握するための方法
[書評]
◼谷繁玲央|建築の再現可能性(内田祥哉著『ディテールで語る建築』)
◼中村健太郎|スマートシティ批判の始まり──「解決主義」を超えて(Ben Green “The Smart Enough City: Putting Technology in Its Place to Reclaim Our Urban Future”)
032| 201906
〈特集〉木造建築のサークル・オブセッションズを超えて
- 春日亀裕康+小見山陽介|木造建築をめぐる環状ダイアグラムの収集
- 松本直之 |戦前の木材生産と利用の展開|勃興期諸産業の競合から材料の転換へ
- 角倉英明|思い思いのキ・ヅカイが織りなす地域の木造住宅生産
- 後藤豊|環の解像度を上げることで見えてくる課題|ヨーロッパにおける循環型経済と建築の関係
- 青島啓太|東南アジアのいびつな木材マテリアル・フローと建築家たちの試行
[書評]
◼岡村健太郎|寡黙な写真家/饒舌な写真(山岸剛著『Tohoku Lost, Left, Found 山岸剛写真集』)
◼砂山太一|形骸化された生の宙吊りと軽はずみな死の編み目(宮崎夏次系著『培養肉くん』)
031 | 201905
〈特集〉建築批評 ── ⾃然・技術・⼈間の新たな混成系としての建築
- 日埜直彦インタビュー|サバイバルから生まれる建築の規則性
- 座談会 | 寒冷地の建築実践から考えるエコロジー ── 西方里見/西方設計《芝置屋根のアトリエ》
- 寄稿|川島範久|地球の上の建築 ── 太陽・大地・⽣命と建築
- ショート・レビュー|建築作品小委員会より
[書評]
◼砂川晴彦|16の研究室から辿る建築フィールドワーク、その思考の手引きとして(日本建築学会編『建築フィールドワークの系譜:先駆的研究室の方法論を探る』)
◼長谷川新|迸る生の空間(オリガ・ブレニナ=ペトロヴァ著『文化空間のなかのサーカス:パフォーマンスとアトラクションの人類学』)
[都市論の潮流はどこへ]
◼中島直人インタビュー「 20世紀前半の都市論―1910年代の断面図 (3/3):日本の都市計画創成期、アメリカのアーバニズム論」
030 | 201904
〈特集〉組積造の可能性──組積造の思想と技術は現代に生かせるか?
- 花里利一|耐震から考える組積造の可能性
- 小澤雄樹|大空間を形づくる組積造の過去・現在・未来
- 渡辺菊眞|地球環境から考える組積造の可能性
- 小西泰孝|ハイブリッド構造に見る組積造の可能性
[書評]
◼藤田直哉|AI・データ化された未来社会の思想とは(ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳『ホモ・デウス──テクノロジーとサピエンスの未来』)
◼橋本圭央|「わたし」と身体、および建築の(なりかけの)関係性について(ティム・インゴルド著、筧菜奈子・島村幸忠・宇佐美達朗訳『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』)
[都市論の潮流はどこへ]
◼ 笠置秀紀|寺井元一 インタビュー「ストリートから学ぶ都市の作り方」前編
029 | 201903
〈特集〉みんなはバラバラ ──集団と造形
目次
【前言】バラバラとみんな,表象と受容 /編集部(青井)
【論考 1】空虚な墓と沈黙の儀礼 ─── 建築家エドウィン・ラティンズの中立的造形と帝国/粟津 賢太
【論考 2】転換局面にある都市社会の表象 ───太陽が隠れ、星空がざわめく/饗庭 伸
【論考 3】青木淳におけるバラバラの表象論/浅子佳英 *準備中
【グラフ】 みんなとバラバラの図像学/編集部
[書評]
◼中村健太郎|歴史を作る、道具を配る(佐藤知久+甲斐賢治+北野央『コミュニティ・アーカイブをつくろう!:せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記』)
◼能作文徳|何のための自律性か(ピエール・ヴィットリオ・アウレリ著、北川佳子訳『プロジェクト・アウトノミア:戦後期イタリアに交錯した政治性と建築』)
028 | 201902
〈特集〉建築批評 東急設計コンサルタント & 小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt《渋谷ストリーム》
[201811 特集:建築批評 藤村龍至 / RFA《すばる保育園》]返答文
◼藤村龍至|多義的なシンボルとポスト近代の理論が立つ位置
[書評]
◼砂山太一|辺獄の際(ジェームズ・ブライドル著、久保田晃弘訳『ニュー・ダーク・エイジ:テクノロジーと未来についての10の考察』)
◼林憲吾|足元からの都市論(ジェイン・ジェイコブズ著、サミュエル・ジップ+ネイサン・シュテリング編、宮﨑洋司訳『ジェイン・ジェイコブズ都市論集:都市計画・経済論とその思想』)
[都市論の潮流はどこへ]
◼ 笠置秀紀|ローコスト・アーバニズム その文脈と展望を巡って
◼ 笠置秀紀|馬場正尊インタビュー 工作的都市へ
◼ 矢部恒彦|都市のロマンス化を乗り越えて ポートランドのDIYアーバニズム
◼ 青木彬|これからの都市とアートを語るために
027 | 201901
〈特集〉都市と投資
1.都市にとって「投資」とは何かを考える/諸富徹
2.民間投資と公共性の論理 — — 総合設計制度の評価/田村誠邦
3.「コミュニティ・バンク」の現在~京都信用金庫の取組みから/山口一剛
[書評]
◼長谷川新|微粒子とメタボリズム(岡﨑乾二郎著『抽象の力──近代芸術の解析』)
◼楊光耀|時代をこえて再びあらわれる事物たち──自律する時間の複数性へ(ジョージ・クブラー著、中谷礼仁・田中伸幸訳『時のかたち──事物の歴史をめぐって』)
026 | 201812
〈特集〉動的な歴史的市街地の再読
目次+前言
1 生業の転換と空間の適応―宿根木/清野隆
2 低密度な旧陣屋町の余白―真壁/劉一辰
3 再建築困難な斜面地と向き合う―尾道/渡邉義孝
4 津波後の新しいはじまりと素景―大槌町赤浜/ 窪田亜矢
5 歴史的市街地の文脈を読み直す(創造的地域文脈小委員会:宿根木フィールドワーク討論記録)
[書評]
◼橋本圭央|帰納法的飛躍による「けいたいにとうごう」から「けいたいのとうごう」への実践のプロセス(藤村龍至著『ちのかたち──建築的思考のプロトタイプとその応用』)
◼藤田直哉|生活に寄り添い、現世をも超えるデザイン・設計の必要性(小松理虔著『新復興論』)
025 | 201811
〈特集〉建築批評 藤村龍至 / RFA《すばる保育園》
目次+前言
1.座談会:「なんともいえない」精緻なかたち
2.寄稿文①-1:木内俊克「「ちのかたち」の理論的可能性とその実践の射程(その1)」
3.寄稿文①-2 : 木内俊克「「ちのかたち」の理論的可能性とその実践の射程(その2)」
4.寄稿文②:土居義岳「終了のしかたと批判的工学主義」
5.ショートレビュー:建築作品小委員会より
[書評]
◼中村健太郎|建築が証言するとき──実践する人権をめざして(Eyal Weizman著『Forensic Architecture VIOLENCE AT THE THRESHOLD OF DETECTABILITY』)
◼渡辺真理|都市改造の魔術師ロバート・モーゼスの方法論(渡邉泰彦著『 評伝 ロバート・モーゼス:世界都市ニューヨークの創造主』)
[建築家自邸シリーズ]
◼岡 文右衛門|ぼっこでっこ建築隊、牛谷邸へゆく。
024 | 201810
〈特集〉チャイニーズ・プレファブ ──量にコミットする建築家たち
目次+前言
1.謝英俊+永岡武人(常民建築)|「常民」のための建築──工場生産と住民参加の結合
2.何哲+ジェームス・シェン+臧峰(衆建築) |建築は携帯電話のように──社会実践としての「プラグイン・ハウス」|翻訳:張亭菲
3.朱競翔(香港中文大学/元遠建築科技発展有限公司)|建築の多様なる製品化に向けて──5つのプレファブ軽量建築モデル|翻訳:市川紘司
4.阮慶岳(元智大学)|互助とローテク──建築家・謝英俊の来し方と行く末|翻訳: 葛沁芸
[書評]
◼砂山太一|伸び縮みする世界で(中山英之著『1/1000000000』)
◼林憲吾|スケールを横断する工作者(石川初著『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い:歩くこと、見つけること、育てること』)
[建築家自邸シリーズ]
◼ 太田康仁|ぼっこでっこ建築隊、つなね2–01へゆく。
023 | 201809
〈特集〉木造住宅リノベーションの構造エンジニアリング ── 構造の新旧複合の繰り返しは何をもたらすか?
目次+前言
1.伊藤暁|木造住宅ストックのマスと構造エンジニアリングの個別性
2.北茂紀|生きている木造建築の構造改修 ── 住宅、文化財、産業化遺産、震災復興の場から
3.桝田洋子|構造エンジニアが街場の木造住宅の改修現場で考えること
4.金田泰裕|住宅改修の構造設計について、欧州との比較により考える
[書評]
◼長谷川新|アイデアが展覧会になるとき(Alison Green著『When Artists Curate: Contemporary Art and the Exhibition As Medium』)
◼橋本健史|歴史の時代に向けて(長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン著『ビサイズ、ヒストリー:現代建築にとっての歴史』)
[建築家自邸シリーズ]
◼ 石井良平|ぼっこでっこ建築隊、KRIOSへゆく。
022 | 201808
〈特集〉建築批評 神奈川大学曽我部吉岡研究室+マチデザイン+長谷川明建築設計事務所《赤松地区防災拠点施設》
目次+前言
◼01 座談会:非作家的モニュメントが示す作品性
◼02 ショート・レビュー:建築作品小委員会より
[書評]
◼藤田直哉|相互に依存しあう「人間」像を提示する政治哲学(アラスデア・マッキンタイア著『依存的な理性的動物』)
◼橋本圭央|原っぱからフラジャイル、および「ぼよよん」をもとにしたモノとコトの体系的非体系化の試み(青木淳著『フラジャイル・コンセプト』)
021 | 201807
〈特集〉AIと都市 ── 人工知能は都市をどう変えるのか?
目次+前言
1. 人工知能は都市を変えるか?/山形浩生(評論家、翻訳家)
2. 映画における人工知能と未来都市/五十嵐太郎(建築批評家)
3. 杭州市の〈ET城市大脳〉プロジェクト/助川剛(建築家)
4. 「ビックデータは都市理論を変えるか?」をめぐって/吉村有司(建築家、MIT研究員)
[書評]
◼中村健太郎|モダン・デザインの倫理を問い直す(ビアトリス・コロミーナ&マーク・ウィグリー著『我々は人間なのか? デザインと人間をめぐる考古学的覚書き』)
◼小野田泰明|エコロジーとデモクラシーの真摯な融合に向けて(ランドルフ・T. ヘスター著『エコロジカル・デモクラシー:まちづくりと生態的多様性をつなぐデザイン』)
020 | 201806
〈特集〉沖縄戦後建築史ノート
目次+前言
1 幸房さんとわたしの居た風景 ── 戦後沖縄と都市・建築・路地/国場幸房[1939–2016] ── 親泊仲眞インタビュー
2 取材レポート:戦後沖縄の建築家とリージョナリズムの条件/當間卓氏、前田慎氏にきく
3 沖縄リージョナリズム試論(取材を終えて)/青井哲人
4 戦後沖縄について学ぶための文献ガイド/ 編集部
〈小特集〉森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」レビュー
目次+前言
1 啓蒙から野蛮へ──森美術館「建築の日本」展について/土居義岳
2 アーカイブの似姿としての建築/西澤徹夫
3 悪しき「遺伝子」のもたらすもの/黒瀬陽平
[From Foreign Editors]
◼ 03 Ludovico Centis (イタリア)
[書評]
◼砂山太一|「かつて」と「いま」が結びつく「ここ」にある知性(岡良治、三浦哲哉編著『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』)
◼林憲吾|植民地主義から戦後アジア空間の形成へ(シュテファン・ヒューブナー著『スポーツがつくったアジア:筋肉的キリスト教の世界的拡張と創造される近代アジア』)
019 | 201805
〈特集〉建築批評 dot architects《千鳥文化》 | Architectural Review : dot architects [ Chidori Bunka]
目次+前言
◼01 座談会:ポリティカル・マテリアリティ:素材と政治性
◼02 寄稿①:篠原雅武「千鳥文化の感覚 — 軽さ、ガラスの壁、地域からの自立をめぐって」
◼03 寄稿②:常山未央「都市のコモンズとして見る《千鳥文化》」
◼04 ショート・レビュー:建築作品小委員会より
[書評]
◼長谷川新|グローバリゼーションとしてのダダ(塚原史著『ダダイズム 世界をつなぐ芸術運動』)
◼市川紘司|パッチワークキルトとしての建築制作論(ティム・インゴルド著『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』)
018 | 201804
〈特集〉プロジェクトと「疲労」
目次+前言
01|谷亮治|状況整理:まちづくり批評のパースペクティブ ── なぜ官民連携のまちづくりは疲れるのか
02| 天米一志|官民連携の「疲労」、その解消方法の可能性と課題
03| 泉英明|官民連携、民から見る疲労の「現象」「原因」「解消」
04| 田中陽明|未来的なコワーキングスペースは、官民のフラットな結節空間になる
05| 坂和章平|制度疲労を起こしている都市計画法制の再構築と「官with民」によるまちづくりのあり方
[書評]
◼ 橋本圭央|身体と建築のグルーヴ的交差に向けて(山田陽一著『響きあう身体 音楽・グルーヴ・憑依』)
◼ 藤田直哉|足元が揺れる中で、基礎から美術史を作り直す試み(椹木野衣著『震美術論』)
[建築家自邸シリーズ]
◼ 矢部達也|ぼっこでっこ建築隊、ヨシナガヤへゆく。
017 | 201803
*特集は《10+1 website》誌 および本会〈戦後空間WG〉との連携企画です。
◆10+1 website|201802 |戦後空間の萌芽としての民衆論・伝統論
鳥羽耕史+ケン・タダシ・オオシマ+日埜直彦
1 冷戦の地図と運動の地図 ── 議論のフレームワーク
2[討議]建築と文学、日本とアメリカ ── 1950年代の呼応関係/1950年代の日本文学における伝統
3[討議]地政学としての戦後空間/「戦後空間」の萌芽としての表現と方法
◆建築討論|017|201803|特集:イベント・レビュー 戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体
1 逆井聡人|皮膜としての「民衆」── 冷戦期日本の「国民」の範疇
2 高田雅士|「戦後空間」を民衆の側からとらえ返す
3 辻泰岳|戦後空間の肌触り ── シンポジウム「民衆・伝統・運動体」について
[建築と戦後70年]
◼ 03 佐々木宏 (聞き手:種田元晴 + 市川紘司 + 青井哲人 + 橋本純 + 佐藤美弥 + 辻泰岳) | 佐々木宏[1931-]「真相」の戦後日本建築
[書評]
◼ 大西麻貴|鹿島出版会の本・雑誌と活動の記録として(伊藤公文編『百書百冊 鹿島出版会の本と雑誌』)
◼ 中村健太郎|建築的想像力の最果て(Mario Carpo, The Second Digital Turn: Design Beyond Intelligence)
[都市論の潮流はどこへ]
◼松田達|都市論の潮流はどこへ―シリーズ開始にあたって
◼中島直人インタビュー「 20世紀前半の都市論―1910年代の断面図 (1/3):イギリス、ドイツ、スペイン、フランス」
◼中島直人インタビュー「 20世紀前半の都市論―1910年代の断面図 (2/3):カミロ・ジッテ、ヴェルナー・ヘーゲマン、ル・コルビュジエ」
[「フクシマ」の過去、現在、未来]
◼10 菅野昌信|ホットスポットでの住民活動
016 | 201802
〈特集〉建築批評 吉村靖孝《フクマスベース/福増幼稚園新館》| Architectural Review : Yasutaka Yoshimura, FUKUMASU BASE / FUKUMASU KNDERGARDEN ANNEX
目次+前言
◼01 座談会:システムの上書きから作品性は生まれるか?
◼02 寄稿:連勇太郎「失敗している(かもしれない)建築 」
◼03 ショート・レビュー:建築作品小委員会
◼作品小委員会 | 主旨文: いま「作品」の根拠を問う
[From Foreign Editors]
◼ 02 Diego Grass(チリ)
[書評]
◼砂山太一 | 計測の空隙 情報の普遍的問題(増田展大著『科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論:1880–1910』)
◼林憲吾 | 成長と縮小を都市に組み込む(Rahul Mehorotra and Felipe Vera with José Mayoral, Ephemeral Urbanism: Does Permanence Matter?)
015 | 201801
〈特集〉「造」と「材」:木造/木材のあわいを剖く
目次+前言
◼ 磯達雄 | 日本らしさをめぐる葛藤:新国立競技場における木造と木材
◼ 隈 太一 | 不揃いな木のパフォーマンス
◼ 千種成顕 | 新しい木造技術と廉価な建築の美学について
◼ 伊藤 暁 | 市場の規定力をバイパスする/異化する
◼ 権藤智之 | 在来構法住宅にどう向き合うか
◼ 浦部智義 + 芳賀沼整 | 福島県内の仮設住宅の現状と再利用に関する報告
[From Foreign Editors]
◼ 00 榊原充大 | 質問者による主旨(シリーズ開始にあたって)
◼ 01 Arjen Oosterman(オランダ)
[書評]
◼ 市川紘司 | 書評欄のリニューアルについて
◼ 長谷川新 | しなやかなるアナキズムへ(ジェームズ・C・スコット著、清水展他訳『実践 日々のアナキズム──世界に抗う土着の秩序の作り方』)
◼ 市川紘司 | 建築の「再利用」的転回へ(加藤耕一著『時がつくる建築──リノベーションの西洋建築史』)
014 | 2017 winter/10-12
[けんちくとーろん]
◼ 平野吉信 + 森民夫 + 小野田泰明 + 安藤正雄 + 布野修司 + 斎藤公男 | 「発注者」の責任―プロジェクト運営の多様化と設計の質
◼ 魚谷繁礼 + 永山祐子 + 安藤正雄 + 布野修司 + 斎藤公男 | 住宅ストックと街の再生-住宅リノベーションの作法
[海外建築事情]
◼ 阿部光葉 | 生命力ある生活と空間を求めて~インドネシアの学生、アトリエ、慣習村事情~
[建築思想図鑑]
◼ 13 松田達:文 + 寺田晶子:イラスト | 市区改正
[「フクシマ」の過去、現在、未来]
◼ 07 和田正光 | 地域住宅産業の担い手として関わった復興
◼ 08 除本理史 | 原発事故被害者の集団訴訟と福島復興政策
◼ 09 菅野真由美 | 住まいの再建とユニバーサルデザイン:福島における応急仮設住宅の調査から
013 | 2017 autumn/07-09
[建築作品小委員会選定作品]
◼ 能作文徳 |BAMBOO THEATER(能作文徳建築設計事務所)
◼ 能作文徳 + 川井操 + 川勝真一 + 辻琢磨 + 吉本憲生 + 和田隆介 | ネットワーク的コンテクストから「かたち」を結晶化させる
◼ Encarnacion-Tan, Rosario + 能作文徳 | バンブー・アーキテクチャー :竹建築の未来
[海外建築事情]
◼ 籔田安之 | ロシアに行く:建築の背景にある文化や生活
◼ 田村順子 | NUS的建築教育
[建築思想図鑑 ]
◼ 12 豊川斎赫:文 + 寺田晶子:イラスト | 縄文と弥生
[建築時評]
◼ 太田康仁 | ぼっこでっこ建築隊、静原の住宅+事務所へゆく。
◼ 岡 文右衛門 | ぼっこでっこ建築隊、Re:Toyosakiへゆく。
[「フクシマ」の過去、現在、未来]
◼ 03 佐々木孝男 | 住宅施策と地域連携:応急仮設住宅から災害公営住宅へ
◼ 04 伊藤寛 | 原発災害後6年間、その復旧・復興過程で考えてきたこと
◼ 05 冠木雅夫 | 避難指示解除後の自治体の現状と課題
◼ 06 間野博 | 原発事故避難指示区域の「まちの復興」
[書評]
◼ 布野修司 | 生き続ける戦後建築の初心(平良敬一著『機能主義を超えるもの』)
012 | 2017 summer/04-06
[けんちくとーろん]
◼ 松村秀一 + 大島芳彦 + 島原万丈 + 安藤正雄 + 布野修司 + 斎藤公男 | 建築家の終焉!?―「箱」の産業から「場」の産業へ
[建築作品小委員会選定作品 ]
◼ 布野修司 + 石榑督和 + 市川紘司 + 川井操 + 川勝真一 + 辻琢磨 + 能作文徳 + 水谷晃啓 + 吉本憲生 + 和田隆介 | いま建築作品はどのように語られるか?
[応募作品 ]
◼ 渡邊詞男 | 官民連携によるタウンマネジメントのまちづくり
[建築と戦後70年]
◼ 02 近藤正一 (聞き手:石榑督和 + 佐藤美弥 + 青井哲人 + 橋本純 + 辻泰岳 + 市川紘司) | 近藤正一[1930-]システムを設計する建築家 近藤正一とRIA
[建築思想図鑑]
◼ 09 松田達:文 + 寺田晶子:イラスト | 様相論
◼ 10 川勝真一:文 + 寺田晶子:イラスト | 考現学
◼ 11 豊川斎赫:文 + 寺田晶子:イラスト | メタボリズム
[建築時評]
◼ 矢部達也 | ぼっこでっこ建築隊、houjuへゆく。
[「フクシマ」の過去、現在、未来]
◼ 01 鈴木浩 | 福島原発災害6年を経て-なお過酷な復興への道程
◼ 02 川﨑興太 | 複線型の福島復興政策の確立に向けて
[書評]
◼ 田尻裕彦 | 「伊東豊雄はどこへいく?」を読んで
◼ 布野修司 | 今、夢見る建築とは?
011 | 2017 spring/01-03
[けんちくとーろん]
◼ 村上淳史 + 蟹澤宏剛 + 布野修司 + 斎藤公男 | 建築職人の現在―木造住宅の設計は誰の責任なのか?
[建築作品小委員会選定作品]
◼ 水野太史 + 石野啓太 + 浅野翔 + 辻琢磨 + 柳沢究 + 水谷晃啓 + 川井操 | 座談会:伝統産業の転用
◼ 石野啓太 | FUJIKI Renovation, SHIGARAKI ART COMMUNICATION 石野啓太/明山窯、まち編集ユニットROOF
◼ 浅野翔 | ARIMATSU PORTAL; PROJECT 浅野翔 / デザインリサーチャー
◼ 水野太史 | 《本町の集合住宅》《トコナメレポート2010》《水野製陶園ラボ》 水野太史 / 水野太史建築設計事務所、水野製陶園ラボ
◼ 水谷晃啓 | 産業構造と地域コミュニテイ
◼ 柳沢究 | 地域と産業に寄り添うホスト的建築家
[応募作品]
◼ 香月真大 | 「シェアリングエコノミー」の可能性 ~アイザ鎌倉の簡易宿泊所を通して~
◼ 久保秀朗 | かたちで環境をつくる。
[建築家自邸シリーズ]
◼ 04 梅沢良三 + 脇坂圭一 | 対談: 構造材 / 仕上材としてのサンドイッチ鉄板造ができるまで
◼ 05 椎名英三 | IRONHOUSEと私の住宅観
◼ 06 脇坂圭一 | 100年を見越したモノ派の鉄板造~構造家の挑戦としてのIRONHOUSE~
◼ 07 梅沢良三 | IRONHOUSE 設計メモ
[海外建築事情]
◼ 澤村圭介 | 台湾-台中の建築事情 ~「台中」の町づくり
[建築時評]
◼ 小玉祐一郎 | 環境と交感する建築をめざして
◼ 末廣香織 | KASEIプロジェクト:九州の大学連携による仮設住宅団地支援について
[研究室レポート]
◼ 長坂大 + 角田暁治 + 木下昌大 | 京都工芸繊維大学 長坂研究室+角田研究室+木下研究室 3研究室合同プロジェクト「造形遺産」
◼ 橋本都子 | 千葉工業大学創造工学部デザイン科学科 橋本都子研究室
[書評]
◼ 布野修司 | コミュニティ・アーキテクト、アーキテクト・ビルダー、そして地域建築工房の行方?
◼ 布野修司 | 伊東豊雄はどこへ行く?
010 | 2016 winter/10-12
[けんちくとーろん]
◼ 権藤智之 + 松澤静男 + 泉幸甫 + 八巻秀房 + 布野修司 + 斎藤公男 | 日本の住宅生産と建築家 建築の設計と生産:その歴史と現在の課題をめぐって03
[建築作品小委員会選定作品]
◼ 森田一弥 + 魚谷繁礼 + 木村吉成 + 文山達昭 + 阿部大輔 + 川勝真一 + 京智健 + 川井操 | 座談会「古都のグローバル化と建築家の展開」
◼ 森田一弥 | 《御所西の町家》: 森田一弥建築設計事務所
◼ 魚谷繁礼 | 《宮川筋の宿》 《御所西の宿群》 《西六角町の宿群》 《第二西菊》 《新釜座町の町家》 : 魚谷繁礼建築研究所
◼ 木村吉成 + 松本尚子 |《house T / salon T》 《house A / shop B》
[建築家自邸シリーズ 03]
◼ 木下道郎 + 鈴木雅之 | ドッグハウス=「自分の家」
◼ 西村伸也 | 木下邸を読む
◼ 木下道郎 | 「ドッグハウス」という建築家の家
[建築と戦後70年 01]
◼ 00 青井哲人 + 橋本純 | シリーズ開始にあたって
◼ 01 平良敬一 (聞き手:青井哲人 + 橋本純 + 石榑督和) | 平良敬一[1926-]運動の媒体としてのジャーナリズム
[建築時評]
◼ 野沢正光 | 環境エンジニアリングの職能
◼ 宿谷昌則 | 自然の律動・放調と環境デザイン
◼ 高山峯夫 | 市民から怖がられる建築
[これからの建築 - ココに注目!]
◼ 宮崎晃吉 | 地域における「観光」の二面性と向き合う。
◼ 徳田光弘 | 建築家なしのケンチクはいかが?
[海外建築事情]
◼ 梅原基弘 | 過熱するオーストラリアの集合住宅市場
◼ 志岐豊 | ポルトガルとスペインの建築事情
◼ ポーンパット シリクルラタナ | 都市の選択
[研究室レポート]
◼ 伊藤良悟 + 福田隆賢 + 中村清美 + 波多野巧 + 内上沙樹 + 永宗紗季 + 金原直也 + 柳瀬貴行 + 加嶋章博 | 摂南大学理工学部建築学科 加嶋章博研究室(都市文化共生デザイン研究室)
[書評]
◼ 布野修司 | この国はいったいどこへ行くのか?
◼ 布野修司 | 日本のモダニズム建築の初心とは?
◼ 布野修司 | 建築と俳句の狭間
◼ 布野修司 | 東京:祭師と開発業者たちのパラダイス?
009 | 2016 autumn/10-12
[けんちくとーろん ]
◼ 古阪秀三 + 森暢郎 + 近角真一 + 安藤正雄 | 入札契約方式の多様化と建築設計 建築の設計と生産:その歴史と現在の課題をめぐって02
[建築作品小委員会選定作品]
◼ 日埜直彦 + 浅子佳英 + 吉本憲生 + 市川紘司 | 建築・プロダクト・インテリアを巡る言葉 — — アップルストア表参道から考える
◼ 吉本憲生 | 平準化する都市の「空気」のなかで — — 《アップルストア表参道》にみる都市空間の「道具化」 —
[応募作品]
◼香月真大 | 地域から始まる建築
[海外建築事情]
◼長谷川知弘 | ラオスにおける土地利用規制・建築集団規制の制度構築
[建築時評]
◼澤地孝男 |省エネルギー基準を活用した設計のすすめ
◼ BEN NAKAMURA | 2050年のGreen City, Green Building & Green Societyを目指して
◼ 桂英昭 | 「熊本型デフォルト-応急仮設住宅計画」
◼ 田村修次 | 地盤変状で戸建て住宅が全壊するか?
◼ 伊東龍一 | 熊本地震後の熊本城と多くの文化財建造物
◼ 森田慶子 | 熊本地震と免震構造
[これからの建築 - ココに注目! ]
◼國廣純子 | 都市空間の中に写す経済のかたち
◼ 馬場未織 | 二地域居住から見えてくる「負け終わらない暮らし」の価値
◼ 水流潤太郎 | 事業実践者としての建築人
◼ 西田 司 | 「知恵を集めて設計する建築や都市」
[研究レビュー]
◼ 藤井晴行 | 一人称の研究(その参)「異なる文化圏における空間認識」
◼ 諏訪正樹 | 「自分ごととして考える」ことを促す認知実験のあり方
[研究室レポート]
◼ SHIN, JOONG-JIN + BAEK, SEUNG-HWAN | ABOUT SKKU URBAN ARCHITECTURE LAB
◼ 札幌市立大学デザイン学部空間デザインコース 山田良研究室
[書評]
◼布野修司 | うちすてられた空間に胎動する未来: ふるまい/雰囲気による空間論へ向けて
◼ 布野修司 | 『個室の計画学』
◼ 布野修司 | 『縄文スーパーグラフィック文明』
◼ 布野修司 | 『白井晟一の建築Ⅴ 和風の創造』
◼ 布野修司 | もしかして俺たち、もう死んじゃってる?
◼ 布野修司 | 都市史研究の新展開へ
008 | 2016 summer/04-06
[けんちくとーろん]
◼ 斎藤公男 + 安藤正雄 + 藤村龍至 + 布野修司 | デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層
[建築作品小委員会選定作品]
◼辻琢磨 | 《渥美の床》《プレゼント・シングス》 403architecture [dajiba]
◼ 伊藤暁 | 《えんがわオフィス》《WEEK神山》 伊藤暁 / 伊藤暁建築設計事務所 / BUS
◼ 仲俊治 | 《食堂付きアパート》 仲俊治 / 仲建築設計スタジオ
◼ 常山未央 | 《不動前ハウス》 常山未央 / mnm
◼ 篠原雅武 + 能作文徳 + 和田隆介 | 主体性を生産する建築家たち
◼仲俊治 + 伊藤暁 + 常山未央 + 辻琢磨 + 吉本憲生 + 能作文徳 + 川井操 | 「縁」と新たな共同体
[応募作品]
◼ 市川紘司 | MAD Architectsとは誰か — — 中国で継承されるアンビルドの想像力
◼ 早野洋介 | HARBIN OPERA HOUSE
[建築家自邸シリーズ 02]
◼ 服部岑生 | 十二単衣から考える現代住宅のリテラシー
◼ 泉幸甫 + 服部岑生 | 対談「泉幸甫×服部岑生」
[海外建築事情]
◼漆原 弘 | 英国における団地再生の新潮流
◼ 遠藤幹子 | ザンビアのマタニティハウス ~彼らの創造力から学ぶもの~
◼ 田中康治 | ロンドン都市開発事情
[建築思想図鑑]
◼ 04 林要次:文 + 寺田晶子:イラスト | 我国将来の建築様式を如何にすべきや
◼ 05 豊川斎赫:文 + 寺田晶子:イラスト | 神殿か獄舎か
◼ 06 川勝真一:文 + 寺田晶子:イラスト | アテネ憲章
◼ 07 横手義洋:文 + 寺田晶子:イラスト | 未来派
◼ 08 豊川斎赫:文 + 寺田晶子:イラスト | 群造形
[建築時評]
◼斎藤公男 | アーキニアリング・デザイン 凱旋展 2015
[建築時評]
◼小林郁雄 | 震災21年の神戸から伝える復興まちづくりと市民まちづくり支援
[これからの建築 - ココに注目!]
◼ 小池志保子 | 暮らしを開いてまちとつながる
◼ 池田靖史 | 建築情報論
◼ 河野 直 | ともにつくる工務店を、創る
[レポーター報告]
◼ 高増佳子 + 細田智久 + 小椋弘佳 + 熊谷昌彦 | 建築学科の実践的教育に取り入れた高専図書館情報センターリニューアル
[研究室レポート]
◼山家京子 + 野田雄大 + 木下優奈 | 神奈川大学工学部建築学科 山家京子研究室
◼ 藤居由香 | 島根県立大学短期大学部 総合文化学科 「住居・デザイン研究室」
◼ 北山善一 + 辻井耕太郎 + 横山明日香 + 仲 隆介 | 京都工芸繊維大学 デザイン経営工学専攻 環境デザイン経営研究室
◼ 松井大輔 + 久保有朋 + 宮島悠夏 + 渡邉夏帆 | 新潟大学工学部建設学科建築学コース 都市計画研究室
◼ 及川清昭 + 北本英里子 | 立命館大学理工学部建築都市デザイン学科 及川研究室
[書評]
◼ 布野修司 | 『ジェフリー・バワの建築 スリランカの「アミニズム・モダン」』
◼ 布野修司 | 『トンブクトゥ 交界都市の歴史と現在』
◼ 布野修司 | 『よみがえった茅葺の家』
◼ 布野修司 | 『津波被災と再定住 コミュニティのレジリエンスを支える』
◼ 布野修司 | 『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る』
007 | 2016 spring/01-03
[けんちくとーろん]
◼ 鈴木明 + 太田佳代子 + 宇野求 | メディアから海外と日本の建築界のつながりについて考える
◼ 佐伯英一郎 + 金箱温春 + 和田章 + 布野修司 + 宇野求 | 建築の拠って立つ基盤基礎杭工事問題を考える
[建築作品小委員会選定作品]
◼ 亀田康全 | 素直に、腑に落ちない
◼ 川原田康子 + 比嘉武彦 + 石榑督和 + 市川紘司 + 和田隆介 + 宮下巧大 | 庁舎建築の公共性をめぐって− kwhgアーキテクツ設計 岐南町新庁舎
◼ 岐南町庁舎
◼ 石榑督和 | 平坦なまちを紡ぎなおす「道」 岐南町庁舎
[建築家自邸シリーズ 01]
◼ 加茂紀和子 | 「建築家の自邸」シリーズにむけて
◼ 内田祥哉 + 泉幸甫 | おっくうにならない一生の課題
◼ 内田祥哉 | エスキスの思い出
◼ 泉幸甫 | 内田邸を見終わって
[海外建築事情]
◼ 伊藤廉 | ポルト市における建築事情
◼ 原田雄次 | 3つの海をめぐる3つの家の話
◼ 宮﨑慎司 | 砂漠の都市に見るコミュニティとプライバシー
◼ MOHAN PANT | The Nepal Earthquake 2015 and the Rehabilitation Works
[建築思想図鑑]
◼ 01 横手義洋:文 + 寺田晶子:イラスト | 原始の小屋
◼ 02 林要次:文 + 寺田晶子:イラスト | 近代建築の五原則
◼ 03 松田達:文 + 寺田晶子:イラスト | ルネサンスの理想都市
[建築時評]
◼ 松永安光 / 地方創生の新潮流──辺境に最先端を見る
[これからの建築 - ココに注目!]
◼ 園田眞理子 | 「お金」の話はなぜタブーなのか
◼ 網野禎昭 | 軒先商売に学ぶレジリエントな木造振興
◼ 林厚見 | 建築教育の罪と使命
◼ 中村真広 | 枠組みのデザインを目指して
◼ 清水義次 | 走り出したリノベーションまちづくり
[研究レビュー]
◼ 藤井晴行 | 一人称の研究(その弐)「観察記録としての一人称視点の物語」
[研究室レポート]
◼ 内海佐和子 | 室蘭工業大学大学院工学研究科内海佐和子研究室
◼ 石井敏 | 東北工業大学工学部建築学科 石井研究室
[研究室レポート]
◼ 01 池添昌幸 | 福岡大学工学部建築学科 池添研究室
[書評]
◼ 布野修司 | 『日建設計 115年の生命誌』
◼ 布野修司 | 『建築学のすすめ』
◼ 布野修司 | 『知のデザイン 自分ごととして考えよう』
◼ 布野修司 | 『日記のなかの建築家たち』
◼ 布野修司 | 『オノマトペ 建築』
◼ 布野修司 | 『学術書を書く』
◼ 布野修司 | 『イタリア都市の空間人類学』
◼ 布野修司 | 『木のヨーロッパ/建築まち歩きの事典』
◼ 布野修司 | 『進化する都市 都市計画運動と市政学への入門』
◼ 布野修司 | 『建築ものづくり論-Architecture as “Architecture”』
◼ 布野修司 | 『好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話』
◼ 鈴木浩 | サンドバーグ「シカゴ詩集」(1916年、発刊100年)